【SVシーズン16 最終187位】破壊オーガサーナイト(最高レート2130くらい)

やっすんです。シーズン16、最終結果は目標から大きく落としてしまいましたがシーズン通して勝率の高い構築が組めたので記録の意味を込めて記事にしていきたいと思います。

 

今期は最終順位は187位で今期の目標にしていた最終2桁前半には届きませんでしたが、80戦以内にレート2100を超えられるなど使用感としては悪くなかったので記録として記事に残しておきたいと思います。

【記事内リンク】

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最終日瞬間40位台が最高レート

この時点が2100超えから+2勝時点(2130くらい)

この時点で対戦数80戦以内だったのはたぶん自己最短での2100達成


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※以下常体

【構築経緯】

 前期の2月シーズン、HB妖テラスカイリューとHD炎オーガポンで相手を詰ませながら積んでいく構築を使っていたところ、役割対象からの電磁波、一撃技などによる確率の押し付けによる下振れによってシーズン中に非常に勝率を上げることに苦しみ、最終的にプレイングで無理やりレート2000に乗せるのがやっとという結果に終わった。

 この結果を受けてレギュレーションFにおいて相手に対応しながら立ち回ろうとすると勝率が安定しないと判断、相手の行動回数を極力減らすことにより運を絡めたプレイングを拒否することが大前提として必要になると判断。

 このコンセプトを構築に落とし込む際に、前期オーガポンを使用していた際に感じた半減相手への強引な突破力に注目。

 前期、数値負けすると思い外していたコータス炎オーガポンを組み合わせてみたところ、一歩抜けた素早さラインからガチグマクラスの耐久を等倍で一撃で落とせる火力に強みを感じたためコータスオーガポンの晴れを絡めた制圧的な構築を軸にすることを決定。

 コータスを使用する際に懸念点となるのが相手のガチグマと偶発的に対面した際に一方的展開を許してしまう点となるが、裏にオーガポンを並べることによりコータスを切ってからオーガポンで2~3体持っていき、ラストの対面駒で締めるといった展開を構築内に組み込むことができるようになりコータスを使用する際の唯一の障害となるガチグマに対して明確な回答が生まれたのがこの並びの強みとなる。

 ここまでで、対ガチグマへの1つの処理ルートが生まれたが、毎試合2体3から始める前提の構築では上位で勝ち続けるには弱すぎるため、あと投げからでもガチグマに対して対応が可能なアタッカーとしてチョッキサーナイトを採用。対ガチグマに強い駒の条件としては「ブラッドムーンへのあと投げから裏の圏内に確実に入れられる」、「対面からアタッカー型ガチグマに勝つことができる」、「あくびガチグマに対しても一定の回答を用意できる」といった点が求められる。

 サーナイトについては、チョッキを持つことであと投げ、対面の両方のケースにおいて役割遂行が可能(ノマテラシルクブラム+真空波で倒されず、ムンフォ2発で倒せる、チョッキガチグマを3発で落とせるためブラム大地真空波と撃たれても対面打ち勝てる)、あくび残飯型に対して眠らせて削った後の回復を許さないサイコノイズを採用できることからコータスを始めとする構築全体の補完として優秀な対面駒として採用を決定。

 次に、オーガポンを軸としたときの裏エースの役割を担える駒を想定して、相手のオーガポンや型の都合上オーガポンが不利を取りやすい水ウーラオスに対して遂行速度の速いカイリューを採用。

 カイリューの型についてはコンセプトとして相手の自由なプレイングを許さないアンコール+強引な突破力を発揮できる飛行テラスで採用。オーガポンが速攻で相手を制圧するために耐久を最低限しか確保できていないことから、裏エースとしてのカイリューは耐久を厚くしたHBS振りで採用。また、積みアタッカーに対する回答をエナジー電磁波ハバタクカミでしか用意できないプレイヤーが多いと感じたため、潜りながら環境をみてメタとしてのラムのみで採用。

 ここまでで軸の2体が物理で相手の物理受けへの崩しの手段が難しいことから、相手のサイクルへの負荷が高い眼鏡ハバタクカミを採用。

 型については耐久に振った型と最速の型の2種類を回していたが、最終的にはある程度の火力があったほうが軸として選出した際に動きやすいと感じたため最速のステラ型で採用。ただし、カミについては耐久が心許ないことから選出機会は控えめだった。

 最後の1枠としてはこちらの展開前に出される岩オーガポン、相手のステロ展開が辛いことから高速スピン持ちのイダイナキバを採用。

 エース枠で重たいタケルライコ、初手の偶発対面がキツイイーユイやガチグマを対面的に殴りに行ける、対カイリューの対面で範囲が広いことから強い負荷をかけることができる点が最後の1枠兼タスキ枠として非常に相性が良く、サーナイトorイダイナキバから始動する展開を作れたのがこの構築が勝率高く勝つことができた要因だと思う。

 

この6体をベースに最終日まで型と調整を考え、ガチグマやタケルライコなどとの入れ替え案も思案しつつ最終的にはシーズン通して使用したこの並びを持って行った。

 

【構築】

【個体解説】

カイリュー

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 自分というプレイヤーを知ってもらっている方にはお馴染みの7世代で対戦を始めた頃から使い続けている相棒のカイリュー

 特に、この個体は初めて対戦をしようと思ったときに育成した個体なのでとても信頼を置いている。

 構築経緯でも説明したとおり、軸となる炎オーガポンと攻めの役割において補完がとれることを意識し、圧倒的火力で相手の自由な立ち回りを許さないオーガポンに対し、アンコールとラムのみを絡めた相手の展開を阻害しながら自らが最大の勝ち筋となれる型で採用。

 後述のオーガポンが耐久数値が非常にギリギリのラインで努力値調整を成立させていることから、カイリューには先制技持ちの相手に対しても撃ち負けない強さがほしいと思い、防御方面の耐久を重視した調整で採用した。

 調整意図は素早さを1舞で準速パオジアン、ハバタクカミ抜き、残りをHP奇数の範囲で最大、余りを防御へ。

 これだけ耐久に厚くすると相手のカイリューのノーマルテラス神速で一貫を取られずらくなり、鋼スケイルショット型以外のカイリューに対しては非常に有利に立ち回ることが可能となる。

 鋼テラススケイルショットについては相手のテラスタルが残っている場合立ち回り(技選択)に工夫が必要となるが、比較的ミラーでの選出が安定する点においては軸に据える上でよい調整になったのではと感じた。

 型と調整は環境のカミがどの程度甘えるを持っているかによってクリアチャームとの選択となったが、最終日環境においてはラムが勝利につながる試合も多く、ガチグマを見てもあくび型を一定ケアした形で選出できることから選択としては悪くなかったと思う。

 ラムにすることによりオオニューラに対しても多少余裕を持つことができるため、クリアチャームでやられた相手との再戦で強気に立ち回り最終日付近にはレートを奪うことができてよかった。

 特化ノーマルテラス神速が40パーセント程度しか入らないため、神速地震型のカイリューのPPを枯らして受けきることができる点がミラーにおいて非常に強い。

(残飯やゴツメなどの回復、削り手段に頼らずに素の耐久のみで余裕を持って受けきれる点に強みがある。)

 また、比較的キョジオーンを軽視した構築組みをしているため、カイリューのアンコールと耐久を活かして数的有利からのTODを狙うことができる点にも防御振りの強みがある。

(鉄壁、鈍い等があるため半減で強引に積んでテラバーストで突破するルートは狙ってはいけない。)

 このポケモンを使用していて感じた強みとしては、数的有利(特にラスト1体)をとった際の詰ませ性能の高さだと感じた。

 例えばタケルライコに対して電気技をアンコールしてしまえば、例え相手にテラスタルが残っていようとイダイナキバが体力1でもあれば突破可能、竜技を誘えばサーナイトで見ることができるなど、こちらの選出次第で単体に収まらない性能の高さ(構築全体のスペックの底上げ)をしてくれたように感じた。

サーナイト
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 自分というプレイヤーを知ってくれている人にとっては一番イメージが強いと思われる相棒のサーナイト

 使用感としては現環境において正しく使いこなすことができれば唯一無二の強みをもった性能をしていると感じた。

 最大の強みとしては対ガチグマ性能にあり、チョッキを持つことによってあくびで流される展開以外のだいたいの対面においてガチグマ(暁)に勝つことができ、コータスが不意に捕まった不利対面においても安定した引き先となれる点が非常に強力となる。

 また、この構築全体で苦手とする対グライオンについて過剰なメタを張らずに自然とサイコノイズで流すことが可能、居座ってくるキョジオーンに対して撃ち合いから最低限裏の圏内まで押し込むことが可能といった、他のチョッキ持ちのポケモンにはできない役割遂行が可能となる。

 対グライオンについてはスタンパ(ママングライなど)であれば一旦流して受けだしを許さない展開を作る、完全な受け構築であればポイヒトレースから毒を受けて草テラスで詰ませにいくといった立ち回りが可能となる。

 サイコノイズ、特性トレースを活かしつつ、対特殊との撃ち合いにおいてサイコショックを備えていることから瞑想での起点化も許さない点が強力となる。

 それに加えてステロ込みでパオジアンを確定で落とせる真空波や3割での特攻ダウンのムーンフォースなど、特殊アタッカーとしてもチョッキ枠としても唯一無二の強さを持っている。

 最近の環境だと対ブリジュラスにおいて安定した役割遂行が可能(頑丈型については特性をトレースすることによりミラーコート持ちでも真空波により対面突破可能、持久力型についてもボディプレ4分の1、特性持久力をトレースしてアイアンヘッドにも最低限抗いながら削りが可能、ヘビボンであれば対面突破が可能など現環境において明確にほかにはない強みを持っている。

 最終日付近はだいたいの試合で選出しており、選出率としては軸となるコータスオーガポン、カイリューを除く3体では一番高かったと思う。

 調整は防御方面水流連打耐えのHC振り。現環境でロトムが少ないことから素早さ勝負をするよりも耐久と火力を重視しての調整としている。

 

コータス
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 別に相棒でもお気に入りでもないのになぜかいつも構築に現れる亀。

 一応S4、S5の2期連続10位台の立役者でもあるので使用感としては良いとは思っている。

 オーガポンの外付けアイテム兼対パオジアン最終兵器。

 以前はソーラービームを採用して水ウーラに強い枠として使っていたが、今回の構築の並び的になるべくハバタクカミの処理を迅速に行いたいと考えてジャイロボールを採用。

 持ち物は場持ちがよくなるオボンのみ、脱出パックは決まれば強いが安定性に欠けること、不意のムンフォCダウンなど運負けを拒否する構築コンセプトと相容れないことから不採用。

 ジャイロボール採用についてはとても使用感がよく、ソーラービームがないことによる弊害もあったがそれを上回るリターンがあった。

 基本的にオーガポン選出時はほぼ100パーセント選出するが、最大の役割は晴れを展開することにあるため、体力が少しでも残っていれば温存しておきたい。

 そのほかの性能は特に語ることもなくいつも通りの使用感。

★イダイナキバ
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 構築全体で対ステルスロック展開が重たいことから採用。

 コータスを控えさせることにより偶発的水ラオス対面ができる可能性があっても初手投げをしやすく、エースが展開しづらいディンルーに対してサーナイトと並んで強く出ることができるので単体での性能以上に構築にハマっていたように思う。

 コータス+炎オーガポンを軸にする場合に最も厳しいのが相手の岩オーガポンとなる。ここに対して明確に回答となる点とコータスの晴れによるブーストによって他の地面タイプを大きく上回る火力を出すことができる点を評価。

 また、地面タイプの中でも相手のカイリューにテラスタルを強いることができる点、ランドロスの4倍弱点を突きながらステルスロックも無効化できる点が地面タイプの中でも他にはない強みであると感じる。

 忘れがちだがアイススピナーにはフィールド解除の追加効果があるため、ゴリランダーのフィールドを消してグラススライダーの先制効果を無効にしたり、フィールドシード展開をカットしたりといった副次効果もあったりする。

 フェアリーテラスタル以外のカイリューについては基本的にインファ、アイススピナーで打点がとれるため、対カイリューにおいて試合展開を自分優位に進めやすい点がタスキ枠としてもとても優秀だと感じた。

 サーナイトと同様に対ブリジュラスに強く出ることができることから、型の判別が難しいブリジュラスに対して構築単位で安定した立ち回りが可能となった。

★ハバタクカミ
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 エース2枚だけでは相手の物理受けが厳しいため、補完として眼鏡型で採用。

 現環境において選出画面に存在することで一定の選出圧をかけることができる点が非常に優秀かつ、唯一無二の強みとなる。

 オーガポンの特化ツタこん耐えまで振った硬い眼鏡カミと併用していたが、最終的に火力を重視した型でないとエースを投げられない試合における構築の決定力が不足すると感じたので、耐久をパオの特化ふいうち耐えまでに調整し、避けられないカミミラーを最低限同速勝負に持ち込める最速眼鏡で採用。

 元々の立ち回りとしてコータスを大事にする構築となっているため、オーガポンの代替として選出した際に違和感なく立ち回れる点は特殊エースとして採用する中でも相性が良いと感じた。

 テラスタイプはステラとしているが、テラバーストよりもステラシャドボによる等倍火力でのリーチのほうで非常に強みを感じた。

 テラスタイプについては妖精、炎でも強いと思っている。

(炎の場合は晴れ炎テラスマジフレが非常に強力な選択となる。)

★オーガポン(かまどの面)
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 令和のメガクチート

 自分の最大最高の相棒であるメガクチートに近い性能を感じるポケモン

 このポケモンの最大の強みはすべてのテラス択を拒否して一方的に相手を制圧していける現環境最大の等倍、半減火力にある。

 以下、ダメージ計算。ただし、晴れ下テラスタルツタこんぼうを前提条件とする。

 対ガチグマ(暁)

 ウーラオス等の特化インファイト確定耐え調整(H252、B60程度)

 →確定一発(100%~)

 あくび系統(H252、B76、防御補正あり)

 →乱数37.5%(90%~106.3%)

 カイリュー

 条件ステルスロック込み

 H4振り→確定一発(109.5%~)

 H244振り→乱数75%(96.9%~110.1%)

 対炎オーガポン(炎テラス後)

 無振り

 確定一発

 H252振り

 ステロ込み確定一発(83.4%~98.3%)

 ランドロス(威嚇込みのランク上昇なし状態)

 H252振り→確定一発(101%~)

 ドヒドイデ

 HB特化→乱数2発(71%)

 クレセリア

 HB特化→確定2発(81%~96%)

 ※クレセガチグマがガチグマから入ってくる場合にガチグマワンパン、あと投げトリルは許さない。

 対トドロクツキ(半減)

 無振り→乱数1発(93.7%)

 ※耐久振りでもステロと急所で倒してしまう(意味不明)

 対ハバタクカミ

 HB特化+甘える後(-1)→確定2発(77.7%~92.5%)

 ※受けは成立不可、耐久を削っている場合は耐えられない

 

 調整は攻撃=ガチグマ(ウーラ特化インファ耐え調整)確定一発、素早さ=最速ランドロス抜き(草分けから縛る展開を想定)、余り耐久。

 

 火力を最大限求めるのであれば攻撃特化でもよいが、相手のテラス択を無視して等倍、半減で相手を制圧していく強いを考えたときに特に相手のカイリューの神速に縛られてしまう展開が非常に面白くないことから、攻撃と素早さの必要水準を満たしたうえで可能な限り耐久を上げた調整としている。

 このほかにも、ダメージ計算でもわかるとおり基本的にツタこんぼうのみで相手を制圧していくことがコンセプトとなっているため、草技は縛り関係を逆転可能な草分けに、体力管理と対パオジアンにおいて草分け→ふいうちor不一致技に対する体力管理を可能とする光合成、晴れへ依存しないための剣の舞(1舞で晴れ状態とほぼ同等の火力指数)の4つの技構成で完結。

 他には晴れと相性が良いソーラーブレード、ゴリランダーを添えてグラススライダー採用なども検討したが、ソーラーブレードはツタこんぼうで充分、グラススライダーはゴリランダーの採用枠がないこと、草分けからのツタこんぼう以上の採用価値を感じなかったことからなしとした。

 ゴリランダーを絡めたグラスラ炎オーガポンについては自分とは別のプレイヤーの方が記事にされていたので興味がある方はそちらも見てみるとよいかもしれない。

(許可を取ったりしてないので勝手に紹介するのはここまでにとどめます。)

 

 今期はとにかくこのポケモンのダメージ計算を回し続け、じゃれつくを抜き、ウッドホーンを抜き、余分なものをすべてそぎ落とした先に自分が納得する最高峰の火力を持つエースアタッカーが誕生した。

 自分が得意とする柔軟かつ強引な勝ち筋を押しとおすという矛盾したような考えを成立させうるだけの性能があり、相手の運に甘えた選択に対して1ターンで試合を決めに行ける性能があることから運に足をすくわれやすい自分にとってはとても扱いやすくストレスなく対戦することができた。

 すべての相手を剣舞から制圧していたメガクチートと比べても火力面では申し分ない使用感であった。

 

【選出パターン】

①オーガポン軸

 コータスオーガポンサーナイトorイダイナキバ

 コータスを初手、もしくは2手目に置きオーガポンで制圧していく。

 ステルスロックよりはコータスを大事にしながら晴れ状態のオーガポンを確実に場に展開することを意識する。安易にステロから入らず、あくびからの引きに対してオーガポンを着地させるなどの立ち回りを意識できるとその強さを体感できると思う。

 コータスは確定枠だが、どうせオーガポンの前にしか出さないのでこの記事を見たところで選出割れすることもないので気にせず。

 

カイリュー

 ステロor対面選出の2パターン

 オーガポンが単体かつテラスなしでは動きづらい構成となっているため、基本的にオーガポン以外の4体から2体を選出。ステロが必要な場合と水ウーラ、キュウコンがいる場合はコータスを、それ以外については柔軟に各個体の役割を見据えて選出。

 

③カミ選出

 カイリューもオーガポンも投げられない(岩ポン+ヘイラッシャなど)に対してはカミを単騎エースとして選出。

 数的有利、もしくは一定の削りを相手3体に与える立ち回りを意識してカミの攻撃の一貫を作って勝ちに行く。

 サーナイトorイダイナキバの対面性能をうまく使って2対2の状況まで持ち込んでからコータスを投げられると試合展開を握りやすい。

 

【最後に】

 3月シーズンは最終日朝が4月1日ということもあり、途中までしか潜れないことがわかっている中での対戦となりました。

 初めからわかっていたことなので本当は前期勝って結果を出したかったところですが、対戦を始めてから今までに経験したことがないほど下振れをしてしまい、2週間以上何をしてもどんな構築を使っても4桁後半から抜け出せず、最後には1万位で勝ち負けを繰り返して最終日を4桁後半で迎えるシーズンとなってしまいました。

 親しい友人のアドバイスもあり、なんとかレート2000には乗せることができましたが、目標の最終1桁などと言っていられる状態ではないほど絶望的状況でどうやってポケモンをしたらよいかわからなくなっていました。

 3月はどれくらい取り組むか迷っていたところ、このままでは本当にプレイヤーとして終わってしまうと思い初心に帰って自分にとっての強い勝ち方とは何かを見つめなおすことにしたところ、自分はやはりメガクチートのような圧倒的火力で常に自分のテンポで対戦を制圧していく展開が得意だったと思い出し、そこに自分の経験を上乗せした構築作りをすることこそ勝つために取り組むべき道だと思いなおしました。

 前期は相手の動きに対応することばかり考えて受けに回っており、本来の自分は有利な盤面でとったアドバンテージを突破口に一気に勝ちへの道筋を押しとおしていくことが信条のプレイヤーであったことを過去記事や友人からのアドバイスで思い出し、それを実現しうる構築を妥協なくくみ上げることができてようやく自分の理想とする勝ち方に近づくことができました。

 それでも時間が限られた中で勝ち切ることができなかったのは自分のプレイヤーとしての実力の足りていない部分だったと思っているので、この構築を公開するとともにこの構築を大きく超えていくだけの構築作りを目標として引き続き対戦を続けていきたいと思っています。

 

感謝

 ここでは特に対戦の相談と愚痴を聞いてくれる留舞サーバーことバケモノ鯖の5人

 みたらし→関西のバケモノ。いつも構築相談を聞いてくれる。今期は一緒にがんばった最高レート2090超えのバケモノ。

 らんのすけ→留舞オフ主催という東海が誇るバケモノ。ヘラりすぎると普通に慰めてくるバケモノ。第一印象(7世代真皇杯東海予選)はすごくポケモンが強い人。最近はらんのすけの一味という危険な集団を率いているらしい。

 オクト→先月ヘラっていた時にぼんこふとともに慰めてくれた。らんのすけの一味というあまりにも危険な一味らしい。なのでバケモノ。レート2000を達成できる実力があるけど仕事で僻地に飛ばされまくっているせいで満足に潜れない悲しきバケモノ。

 かわほり→人が勝てなくてヘラっている時に頭に浮かんでくるヘラクロス使い。つまりバケモノ。関西のやばいポケ勢その2(その1みたらし)。ヘラクロスでちゃんと勝っているのでやっぱりバケモノ。

 ぼんこふ→お互いにお互いのプレイング、構築を絶対当たりたくないと言い合うバケモノ。オクトと共にヘラっている時には一緒にアドバイスをしてくれたけどバケモノはバケモノ。こやつはまた最上位に食い込む実力を持っているので負けたくない。

 

この5人は鬼退治とかも一緒にやってくれるし普通に相談も乗ってくれるしなんやかんや個々の実績以上に同レベルで対戦の話ができるので助かる。

持つべきものはバケモノだってことかもしれない。

まじめな話、一緒に頑張る相手がいたほうがここまで7年以上対戦してるとモチベを保ちやすいので感謝している。

 

他にも負けたくない相手がたくさんいるので、また1から対戦頑張りたいですね。

おしまい。

 

 

【ベスト8】芋煮杯オフレポート!!

【芋煮杯オフと旅のレポート】

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どうもです、やっすんです。

 

先日(2月11日)、盟友兼ライバルであるリホウさんが満を持してオフ大会を開くということでこれはいかない選択肢はありえないということで山形旅行を兼ねてリホウさんのホームへらんのすけ一味(らんのすけ、みたらし、オクト、かわほり、ぼんこふ、やっすん)と新加入のしろさんと乗り込みました。

 

結論から先に言うと、いつも参加している大好きなオフに引けを取らない神オフでした!!

 

旅の記録と軽く対戦内容など振り返っていきたいと思います。

 

【1日目】旅の記録

 我々東海勢(らんのすけ、オクト、やっすん)は前日入りして飯に行こうということで話をしていた(らんのすけNTR)のでなんやかんや同じ飛行機で昼に乗り込むことに。

 旅行前日にとある事件が起きたことにより東海の王らんのすけに名古屋置き去りの危機がおきたり、無能やっすんが山形から遠ざかろうとするバケモノムーブをかましたり、東海の有能オクトがまさかのおっちゃんに舌打ち連打を喰らう事態になったりしながらもなんとか山形へ。

 無事に山形駅までたどり着いたので、事前に約束していたぼんこふ&Liveraさんと合流してらんのすけをRaMuさんたちに送り届けてお昼ごはんへ。

 二人が行こうとしていた老舗蕎麦屋さんへ一緒に連れて行ってもらい、めちゃくちゃおいしい山形蕎麦を楽しむことができました。お出汁も蕎麦もついてきた天ぷらも全部が絶品でこれが地方オフの醍醐味やなぁとしみじみ感じながらお昼ご飯の時間を4人で楽しみました。

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 ここで二人とは別れ、荷物をホテルへ預けてから教えてもらったお土産屋や山形城跡地などを巡りながらオクトさんと駄弁って時間を潰しました。

 あまり時間を潰すあてもなかったので、事前にしろさんにお願いして前夜祭までの時間つぶし(肉食)に同行することに。

ぼんこふさんも合流して4人でおやつ(1万円弱)のお肉を前夜祭の前(意味不明)に喰らうバケモノになりました。

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ここではきれいなメンツしかいなかったので清楚で熱い話をしました。本当ですよ。

 

 そしていよいよ関西のバケモノ(かわほり、みたらし)も合流してらんのすけ一味(らんのすけ抜き)で芋煮前夜祭!!

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 いつも一緒に遊んでいるみたらし、オクト、かわほり、ぼんこふと別組で自分が仲の良いしろ(TD一派)のコラボレーションは良くなじんでいてさすがしろさんだなと、こいつはこっち側だぜという期待に応える適応ぶりでした。

いつか我らが大将のTDも交えて遊んでみたい。

 前夜祭は芋煮のあっさりとしておいしさでおやつのお肉(意味不明2回目)の重さもなくなりとても楽しく味わうことができました。山形の食べ物おいしすぎ。

 前夜祭をしっかりと楽しみ、この日はこれでお開きで明日に備えてみんな分かれてホテルへ。ホテルが同じみたらしさんと一緒にホテルへ帰宅?。

 夜は寝る前に構築の最終調整をして就寝。

 

【2日目】対戦当日

 朝はかわほりさんから言われた不穏な一言(そこのホテル飯まずいよ)に震えつつ朝食へ。みたらしさんと同じ時間で一緒に食べながら対戦の話をしてました。食べ物の味は市販のフルーツグラノーラがおいしかったくらいしかありません。

 現着ツイートを眺めながらのんびり準備し、みたらしさんと会場へ突撃!!

 主催のリホウさんと久々の再開に熱い握手を交わし、みたらしさんと一通りいじり倒してから受付へ。

 リホウさん主催のオンライン大会の結果表が張り出されていたり、ブロック名が山形由来だったりとリホウさんらしい温かい雰囲気だなと思いながら会場を見て回りました。

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よく知ってる名前もちらほら

 会場では対戦系の鯖で一緒の最古参みたらしフレンズことユキさんや以前に最終日にボロ負けしたバンギラス使いのよぎすけさんとも挨拶ができました。

 そして対戦卓のつや姫ブロックへ

なんと身内のかわほりさんとの潰し合いブロックでした。

 

※ここから対戦振り返りは常体交じりになりますがご了承ください。

 あと予選は対戦数も多く、書ききれなさそうなので簡略して触れます。

 ごめんなさい。

〈使用構築〉

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午前 4勝0敗

いつも一緒に通話とかをしているかわほりさんや、らんのすけ繋がり(意味深)で交流のあるRaMuさんたちと対戦。

オフ用に新規で組んできた構築だったが、構築や立ち回りの嚙み合いもあって4連勝することができた。

RaMuさんとの対戦は心臓に半分くらいナイフがぶっ刺さった状態からテラスタルの悪いところがでて勝ってしまった。 

 

午前の部終了、楽しみにしていたお昼のラーメンへ

これでいいんだよと言いたくなる中華そば系のラーメンを堪能して、午後に向けて気合を入れなおしました。

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午後 4勝1敗

午後は三色拳さんのバトン展開に手も足もでずに負けてしまったが、そのほかの対戦はこれも噛み合いや十六茶さんへの爆運勝ちもあって勝つことができた。

最終的に、この日のリホウさんと当たったときように用意していた挑発飛行テラス水ウーラが当たったドヒドイデをうまく嵌めてくれたおかげで取りこぼしなく勝つことができたので、リホウさんに感謝。

 

このように、予選は8勝1敗で今回は噛み合いもよくて1位抜け(シード権)

 

決勝トナメ

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2回戦 VS ゆっちさん 勝ち

コノヨザル展開系の構築で裏にタスキ枠を置いているように見えたため、初手の鉢巻パオジアンの妖テラバでコノヨザルに何もさせずにワンパン。

2手目がドドゲザンだったので、3体目に控えているポケモンがパオジアンに自信がないのかなと想定。

パオがふいうちでは縛られないので、テラスタルの有無の確認も兼ねてウルガモス引き。ここで妖テラスパオとの対面だったのに悪テラスを切られたため、引き読みのドゲザンかなと思ったが、相手の方の陣営の反応的にミスをされていたのかもしれない。

とりあえず悪になってくれたので確実にパオで突破できるようになったので、ガモスを切り気味に行動。ドドゲザンがかなり削れたのでラストの技の打ち分けを考えてカイリューから入り、ラストの眼鏡カミを詰め切って勝ち。

 

3回戦 VS さんちゃんさん 負け

ここからBO3へとルール変更。

〇1本目 負け

相手のカイリューを意識してステロ展開からガモスを展開、キョジオーンには意味不明枠(隠密ウーラオス)を意識して選出。

初手の襷草テラバパオに2体持っていかれ、ラストのガモスで相手のパオを強引に起点に。

ふいうちを撃たれないターンでの強引な突破を狙い、積み切る前に殴りに行ったがこちらが突破するターンにふいうちを合わされてキョジオーンを落としきれずに負け。

 

〇2本目 勝ち

初戦ではウーラの隠密が割られていなかったので、パオウーラを基本軸に選出。ガモスはシンプルに刺さりがよく感じたのでラストは詰めの要員として選出。

初手のパオイーユイ対面でこちらの特性が先に発動し、初戦でパオの襷も割れていたため眼鏡の可能性が高いと判断。

一貫する妖精テラスで初手から攻めに。ここで相手はキョジオーン引き。ダメージから受けが成立していたため、秘蔵の隠密ウーラ引き、相手はゴツメカイリューで受けにきたため、マルチスケイルを防ぐために電磁波に挑発を合わせてエアスラ、渦を読んでパオジアン引き。

ここまで十分にテンポを取ることができたのでそのまま押し切って勝利。

 

〇3本目 負け

先の2戦の内容から、こちらの展開をシャットアウトしてくるキョジオーンと、そこへの崩し枠の隠密ウーラに強いカイリューの2体が選出されると予想。

こちらはカイリューの受けを許さないようにステロ展開を選択。ウルガモスが前2戦でかなり刺さっていたため、3戦目は意識されると考えたのでステロからパオウーラで速攻で押し切るプランを組み立てた。

初手は水ウーラ(ダメージ的に鉢巻持ち)だったので、裏に刺すためにブリジュラスでステロから展開。

ここで下から蜻蛉→眼鏡イーユイを着地されたので、イーユイが最速の可能性を考慮してブリジュラスを切ってパオを展開。

イーユイはそのまま突破して相手のウーラオスと対面。

ここでこちらは3体目に合わせてパオとウーラのどちらかを切る必要がでてきた。

こちらの想定とは異なる選出が見えていたため、ラストの1枠を考えた。

相手のラストがキョジオーンであれば目の前のウーラを削って裏の隠密挑発ウーラで勝ち、それ以外であれば基本的にはこちらのパオジアンで勝ちという展開。

相手の選出がこちらのウルガモス、隠密ウーラオスをなめすぎていると感じたため、ラストはカイリューと読んで一旦水流をウーラで受けてインファイトでパオの圏内へ、相手のラストがキョジオーンの可能性も考えたが、ウーラを切った時点でこちらのプレイングはキョジオーンを切った読みをしていたので、キョジオーン以外に最も一貫するテラバーストを選択。

相手のラストがキョジオーンだったため、あとは2回の急所チャンスに賭けて殴ったが突破できずに負け。

 

ここで芋煮杯オフはベスト8で終了、またしてもBO3の壁に阻まれる結果に。

 

ただ、対戦中の思考や選出パターンなどは間違っていなかったと思っているので、今回は純粋に相手との駆け引きに負けたので完敗でした。

 

芋煮杯オフの最終結果が負けた相手のさんちゃんさんが優勝したので、そんなに悪く思うこともないのかなと。

 

二次会!!

オフの醍醐味、本番といっても過言ではないオフ二次会!!(公式)

道中を念願の対面となったケチャワチャさんと話しながら行ったので、席はケチャワチャさん、しろさん、オクトさん、どとーるさんと一緒に。

まずは席についたメンバーで楽しく話し、リホウさんのあいさつ回りなどもありながら淫夢のバケモノ(みたらし、ぼんこふ、らんのすけ)がやってきてケチャワチャさんがたくさん汚されているのを眺めてこいつは逸材だぜと内心呟いていました。

※1ケチャワチャさんはガチで話しやすくて良い人です。

※2らんのすけ、みたらし、ぼんこふは普段ぼろくそ言ってますがなんやかんや気のいい楽しい奴らです。コワクナイヨ(震え声)

 

こういう場だとなぜかバケモノどもと同類扱いされますが、決してそんなことはありませんよ?

 

芋煮杯オフになぜか縁があってきていた留舞オフガチ勢の朔さんへ俺たちの愛した留舞オフを宣伝したので、ついに神話が崩れる時がくるのかもしれません。(歓迎)

 

なんやかんやでみんなで騒いでいたらリホウさんかららんのすけの山形出禁が言い渡されたと聞き、山形に東海の王を封印する計画が台無しになってしまいました。。。無念。

リホウさんとはなかなかじっくり話す機会も少ないので、だいぶ酔っていそうではありましたが近くに行って色々話したかったことを語り合いました。

ただ、これからもリホウさんとは話したいことがたくさんあるので、またゆっくり飲みに行く機会がほしいところです。

 

一通り話して騒いで、二次会も時間がきてお開きに。

本当に楽しい時間で、辛かった1年間の仕事のストレスも吹き飛んだ気持ちでした!

 

三次会

みたらしさんと帰ろうかと思っていましたが、ぼんこふさんやオクトさんに誘われて三次会へ。

自分、みたらしさん、ぼんこふさん、オクトさん、かわほりさん、しろさん、ユキさん、きてふわさんで1時間くらい飲んで話していました。

みたおじ(みたらし)がぼんこふの居場所を作ってくれるはずなのでその際は全面的にサポートする所存です。外堀を埋めていくのです。

 

そして就寝。(-_-)zzz

 

3日目 帰宅フェイズ

朝は朝食があれだったので駅のロッテリアで食べて、チェックアウトまでホテルでランクマ。

時間になり駅でオクトさん、らんのすけさんと合流して空港へ向かい、山形空港で大慌てでご飯を掻き込み飛行機で名古屋へ帰って、最後に3人で落ち着くまで話をしてから帰宅、解散。

 

総括

とても楽しい3日間で、主催のリホウさん、参加者の皆様、一緒に行ってくれた鯖メン(みたらし、らんのすけ、オクト、かわほり、ぼんこふ、しろ)のみんなには感謝!

また地方のオフにみんなで行けたりすると楽しいんだろうなと思ったので今後ともよろしく。

そして最後に、リホウさんには最大限の感謝を。

主催としての苦悩とかもきっとあったと思うけど、そういった素振りを見せずに終始楽しそうにしていてやっぱりすごい人だなぁと思いました。

最大のライバルでもあり、最高の盟友でもあり、尊敬できる人だなと。

自分もリホウさんが熱を持ち続ける限りはポケモン対戦に熱を持って臨んでいきたいと思っています。

 

次回、またリホウさんが動くことがあればまたみんなで駆け付けたいと思います。

 

それでは、芋煮杯オフお疲れさまでした!!ありがとうございました!!!!

 

 

【S11最終81位レート2118】偉大カイリューサーナイト

【偉大カイリューサーナイト

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最終81位、残業100時間越え

【構築経緯】

ガチグマの影響で環境が対面に寄っていたため、前期のランドドランベースのサイクル構築は機能しないと感じたため、軸として襷キバ+テラバカイリューを採用することに決めた。

初手にガチグマと対面しても撃ち負けず、しんくうはを裏からカイリューでアンコールして起点にしていく動きが強かったことから、ここを軸として構築を対面ベースで詰めていくことにした。

ガチグマに対して厚くするために対面の撃ち合いに強いチョッキサーナイトを採用。前期と同様に水テラスにすることでイーユイにも強く出られるようにして構築の安定感を確保。

殴り役としては前期のパオカミはガチグマ入りに撃ち負けると感じたため、カミを撃ち負けない眼鏡型、パオの枠をガチグマにテラスせずに動けるスカーフ悪ウーラにしてパオジアンよりも高い素早さラインから殴れる構成にした。

サーナイトとの補完をとるためのパオジアン他の物理を止める役割には、ガチグマの影響でディンルーが減少していたことからコータスを採用した。

眼鏡カミとのシナジーもよく、展開とサイクルの両面での立ち回りが可能になり重宝した。

 

【構築】

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カイリュー

構築のエース枠で攻めの軸。

相手の鉄壁アーマーガアでの受けなどを許さないアンコール型。

イダイナキバの襷をとりに来るガチグマの真空波を起点にできる残飯アンコール型。

ガチグマ環境であるうちはこの型は明確に強みを持てると考えている。

特防をブラッドムーンをアンコールして残飯込みで確定耐えできるようにしたさはある。

甘えるカミをアンコールして無理やり突破したり、キョジオーンを残飯込みで無理やり起点にしたり、アンコールのタイミングを合わせれば鉄壁型を流せたり等現環境において受けサイクルが下火になっていることもあり非常に強みを生かしやすい。

ガチグマ環境への明確なメタとなるポケモンとして今後も詰めていきたい。

 

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サーナイト

S10で使用した個体を継続。

特殊高火力枠としてイーユイが一定数環境にいたため、イーユイ入りでカミカイリューが通せない構築を崩す枠として採用。

ブラッドムーンのダメージが約半分程度、次のハイパーボイス等を受けても真空波で落ちることがないため、対面からであれば確実にガチグマとの撃ち合いに勝つことができる。

また、グライオン相手にポイズンヒールをトレースすることでTODを許さずに逆に切り返すことが可能となる点もほかのポケモンにはない強みとなる。

このように新規ポケモンが増えて強特性が環境に増えるごとにトレースという特性の真価を発揮していくため、特性がポケモンの性能に占める割合が大きい9世代環境においては一般ポケモンのみのルールではトップメタに対して明確な役割を持ち続けることができると考えている。

カミが止められるようなガチガチの受け構築に対してサーナイトが範囲を活かして制圧していけるため、この2体の組み合わせは今後も強力な役割集中の一つとして機能していくと思う。

 

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③イダイナキバ

大過ぎるキバ。

ガチグマの影響で環境が対面に寄っていくことがわかりきっていたため、ガチグマ入りの構築に対して初手にきやすいポケモンへの出し負けしない初手のタスキ枠を探した結果、対ディンルーや毒菱展開を拒否して裏を動かしやすくできる高速スピンもちのイダイナキバを採用した。

初手のガチグマがテラスを切ってくれるなら裏の通りがよくなるため、対ガチグマ構築やその影響を受けた対面構築全般に対して圧倒的アドバンテージを確保することができた。

イダイナキバを使う場合は相手の水ウーラオスへの明確な回答が必要となるが、ガチグマの影響でディンルーが減少していて後述のコータスがかなり動かしやすくなったことから、炎タイプでありながら水ウーラオスへ後出しが可能かつ高打点を持てるコータスで構築全体に水流への耐性をつけることでこの点を解決した。

初手の対面で範囲火力両面から確実に相手を持っていくことが可能である点が非常に強力であり、カミやサーフゴーなどの電磁波を拒否しながら展開できる点がウーラオスとの差別化点になる。

 

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コータス

レギュC以来の復帰枠。

前述したとおりディンルーがこれまでのシーズンほどはいなかったこと、対面に環境が寄っていたためサイクル下で絡めてで嵌めてくる相手が絞られたことから採用。

起点にされにくい環境であれば耐性、技範囲からカバルドンやディンルー以上の働きも期待できる起点作成役。

パオジアンはじめとした物理アタッカーを止めつつ、特殊相手でもタイプ相性を活かせばあと投げからあくびで流すこともできるためやはりこのポケモンにしかない強みがあり欠かせなかった。

今回はカミの型を眼鏡型にしていたため、足りない素早さを補う上でも強力な駒となってくれた。

 

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⑤ウーラオス(悪)

レギュC以降は基本的にカミとパオの2体を汎用的な攻めゴマとして採用してきて、実際にカミの範囲と悪アタッカーの補完性能が高く、カミを強く使う上で悪タイプの強力なアタッカーがいるとその性能を活かしやすいことから今回は悪ウーラオスを採用。

ガチグマの登場によりタスキを持たないパオジアンが真空波で縛られやすい、相手のメジャーなノーマルテラスで簡単に返されるなどパオジアンの制圧力が非常に生かしづらい環境になったと感じたため、パオジアンに代わる新たなアタッカーを探したところ、強化アイテムなしの条件で悪技の打点がパオジアンより高く、元の防御耐久値が優秀でガチグマに対して対面から圧力をかけることができる点を評価して悪ウーラオスをスカーフで採用。

スカーフの意図は相手のオーガポンをステロを絡めるなどして縛れるようにすることと、相手のパオジアンやエナジースカーフ以外のカミを上から縛れる点を重視したもの。

耐久に厚いカミを一撃で飛ばすために鋼テラスアイアンヘッドを採用。

Aキュウコンに対して上から打点を持てる点も評価している。

とんぼ返りとコータス展開の組み合わせも相性がよく、相手の悪ウーラやパオジアンの剣舞ふいうちも体力がわずかでもあれば耐えられる独特の耐性がパオジアンにはない強みとなった。

 

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⑥ハバタクカミ

引きを許さないガチグマが環境トップに登場したため、特防の低いガチグマの展開を許さない眼鏡カミを特殊エースとして採用。

可能な限り特攻を伸ばし、足りない素早さはコータスの晴れを合わせることにより解決した。

相手の半減テラスタルに対しても高い負荷をかけていけるため、テラス択を許さずに後続で縛れる展開を作れる点もつよかった。

カミに対して切られる鋼テラスタルに対して、構築のウーラキバが強く出られる。

特に舞ったカイリューを上から縛れるスカーフウーラオスとの並びが非常に強力だった。

カイリューと合わせて相手に対して選出画面で強いる圧力が群を抜いて高い点が最も強力だと感じる。

特殊耐久はかなり高いため、ほかの駒を大事に展開したい場合には特殊耐久を活かしてあと投げから展開する動きも強かった。

やはり霊妖の耐性はあまりにも優秀すぎる。

 

【最後に】

今期は仕事が忙しすぎてシーズン中も満足に潜れず、最終日も残業後に睡眠をとって3時前からようやくスタートできる状況だったのがつらかった。

そんな中でも一定の結果を残すことができ、最終日のプレイング、特にカイリューサーナイトの動かし方に関しては完ぺきと言っていい仕上がりだったため結果以上の手ごたえは感じている。

つぎはおそらく12月シーズンに本格的に対戦ができるため、それまではしっかりと結果を残した並びを分析してプレイングと環境理解を深めていきたい。

【S10シングル77位】1桁目指したサーナイトカイリューサイクル

【サナカイリュー&パオカミランドにヒードラン添え】

 

1桁から潜った対戦で自分の実力不足を痛いほどにわからされてひどく落ち込んでいるので手短に。

でも構築はシーズン4以来の自信と納得のいくものだったので未来の自分のために記録として残しておく。

 

他の記事より適当なので物好きな方だけ見ていってください。

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※パオジアンの努力値を振り間違えるという痛恨のミスが発覚したためレンタルを貼り直した後に自害します探さないでください…………

 

最終77位、最終日最高は8時過ぎの時点での9位のとき(レート未確認)

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【構築経緯】

前期から上位で対戦をしていて、特防に厚いランドと防御に厚いドランをクッション役としてアタッカーを展開する動きが強いと感じたため、HDランドロスとHBヒードランをベースに構築を組み始めた。

始めはエナジーカミをさらに上から縛るスカーフパオジアン(草テラス)を組み合わせ、詰めの要員としてタスキ悪ウーラを採用していた。

この時点では飛行テラバ身代わり残飯カイリューカイリューの苦手なツツミに対して強いチョッキサーナイト(炎テラス)を採用。

この並びでは相手の神速カイリューに対して安定感を欠くと感じていたため、ハバタクカミの採用を検討。

ハバタクカミを採用する利点としては、自身のアタッカーとしての強みだけでなく、相手視点でこちらのカミのエナジー、眼鏡含めて対応を強いる点にあると感じている。

このことからカミの採用は確定。

構築コンセプトがサイクルであり、相手のエナジーカミを流せる想定と積みアタッカーへのストッパー性能を期待してスカーフで採用。

カミをスカーフで採用するにあたりパオジアンの持ち物がフリーになるが、カミと合わせて構築単位で対応したいパオウーラカイリューに強い型を模索。

襷は不利対面で流されたり、カイリューとセットだとステロを強く呼ぶため強くないと判断。

役割対象を意識したときに物理方面への強い耐性と等倍で相手を崩しにいける火力の両立が必要と感じたため、AB振りのハチマキでの採用。

カイリューサーナイトはなんかこれでいけるという謎の確信(勘違い)があったのでしばらくこのままいった。

そうこうしているうちにキタカミの里に招待されてスケイルショットとしんくうはという強化アイテムが実装された

サーナイトのしんくうはは選出範囲が大幅に広がるためとても強い。

カイリューは構築全体で水ウーラを過剰に意識してよいと考えたので、ダイスでウーラを確定2発で落とせるスケイルショットを採用してみたところとてもはまった。

 

【個体解説】

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カイリュー@いかさまダイス

特 性:マルチスケイル

技構成:スケイルショット、たきのぼり、はねやすめ、留の舞

性 格:いじっぱり

努力値:H212、A140、S158

調整意図:1舞オーガポン抜き!Hは残飯効率がいいってらんのすけさんが言ってた。残飯は持ってないけど。

 

いつもの相棒。持ち物に依存せず一番対水ウーラを任せられる枠だったので対水ウーラを意識した水テラスで採用。

ラスタルの前後でタイプ相性の補完が取れているため、ほかにテラスを切る場合でもちゃんと選出できる点が強かった。

 


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サーナイトとつげきチョッキ

特 性:トレース

技構成:ムーンフォースサイコショック、テラバースト、しんくうは

性 格:ひかえめ

努力値:H124、B100、C220、D4、S60

調整意図:B方面特化水流、暗黒のやつ耐え、Cは水テラス後の等倍ムンフォ+しんくうはでウーラオスが乱数8割程度、S4振りロトム抜き

 

最初はほのおテラスで使っていたが、最終日夜に考えついた水テラスサーナイトが環境に通りがよいと考えて採用。

特攻をウーラオスが頑張れば落ちるくらいまで上げて選出の理由付けを強め、水テラスにすることで通常では打点が持てないイーユイ、ヒードランなどに対して打点が持てるので立ち回りの計算がしやすくなる。

水テラスだとオーガポンにも打点がとれるのでいざというときに助かるかもしれない。

マジカルフレイムがない弊害はあるが、構築がランドドランでサーフゴー、ハッサムはあと投げから対応ができるので構築の組み方としてサーナイトがいるおかげでウーラオス入りへの選出パターンが増えたのがとてもよかった。

※追記:しんくうはについて

書き忘れていたので書くと、碧の仮面で追加されたしんくうはという技はサーナイトにとっては革命的な技である。

これまでのサーナイトは技範囲と特性のおかげで受け崩しの性能が非常に高い反面、高耐久高火力のポケモンと高速高火力のポケモンを苦手としていた。

しかし、このしんくうはという技は影うちのような赤ちゃんパンチと違い、サーナイトの高い特攻から大幅な削りを行うことができる。

具体的にはステロ込みパオジアンが確定、C特化対無振りパオジアンであればステロなしでも乱数で落とせるくらいの火力がある。

また、環境に一定数いる悪ラオス、岩オーガポンに対しても抜群をつくことができ、パオジアン、ハバタクカミが誘うテラスの1つである鋼テラスに対しても抜群を取ることが可能である。

そもそもサーナイト自体、鋼テラスを切られるケースはそこそこある。

このように考えた時に、今までであればカミが通らない特殊受け入りに投げたくても相手の高速アタッカーが邪魔で投げられないとなっていたが、逆にパオジアンなどを他にテラスを切らせてしんくうはで縛るといった役割の逆転を起こすことが可能になった。

これによりカミが止まる構築に対して特殊アタッカーとして無理なく投げることができるようになり、大きな勝ち筋が1つ新たに生まれた点でとても偉大すぎる技であると感じた。

 


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ランドロス@たべのこし

特 性:いかく

技構成:じしん、がんせきふうじ、とんぼがえり、つるぎのまい

性 格:しんちょう

努力値:H228、D220、S60

(がんぷう1回でオーガポン抜き、残りHD)

眼鏡カミのテラスムンフォ確定耐え

 

電磁波環境への回答として用意したランドロス

エナジーカミに対してあと投げからムンフォ3発を耐えるので打ち勝つことができ、甘えるカミに対してもがんぷうで素早さを下げて裏のエースで縛れる展開に持っていける。

立ち回りの参考はスポンジさんの構築記事で紹介されていたチョッキデカヌチャンのじならしによる素早さ操作での展開をみて採用した。

 


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ヒードラン@オボンのみ

特 性:ほのおのからだ

技構成:マグマストーム、だいちのちから、おにび、ステルスロック

性 格:ずぶとい

努力値:H252、B110、S148

(素早さ実数値116、耐久値ウーラオス等のインファイトまで耐えれる)

対パオジアンに投げて流しながらステルスロックを撒ける要員として採用。

素早さをギリギリまで伸ばして最低限必要な耐久を確保。

特に語ることはないテンプレートよりの型。

マグマストームは外しても仕方ないわざとして採用。マグストは極力外しが負けに直結しないように立ち回ることを意識したが、理想通りにはいかないのでこのポケモンは唯一無二の性能はあるが採用と選出は慎重にいきたい。

 


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ハバタクカミ@こだわりスカーフ

特 性:こだいかっせい

技構成:ムーンフォースシャドーボールエナジーボール、ほろびのうた

性 格:ひかえめ

努力値:H100、B108、C180、D4、S116

(耐久:ミミの珠影うちをステロ込み耐え、特攻:テラスムンフォで等倍ウーラが8割、素早さ:ガブ抜き)

 

高速スイーパーとしてカイリューの神速の一貫を切れるハバタクカミ。

構築がサイクルによっているため、複数回展開可能なスカーフで採用。

エナジーでは対面的な構築の組み方になるのと、スカーフは高い素早さラインを確保しながら特攻補正を掛けることにより瞬間火力を確保できる点に強みがある。

技はほぼムンフォとシャドボしか撃たないので、滅びは便利としてラストは水ウーラに水テラスと一貫するエナジーボールを採用。

シーズン4からスカーフカミを愛用しているが、癖がなくゲームプランを立てやすいという点において全ポケモンの中でも特に使いやすさがある。

立ち回りによって確実にカイリューを縛れる点など使用する側における強さもあるが、このポケモンの最も強いところは型の豊富さと匿名性からくる相手への選出圧力にあると思う。

途中までは採用していなかったが、間違いなく重要な役割を果たしていた。

 


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パオジアン@こだわりハチマキ

特 性:わざわいのつるぎ

技構成:つららおとし、かみくだく、テラバースト、こおりのつぶて

性 格:ようき

努力値:H78、A124、B244、D4、S60

※パオジアンの努力値修正

(耐久:カイリューのノマテラ神速耐え、ステロ込みハチマキノマテラ神速耐え、等倍特化パオジアンのつららおとし2耐え、水ウーラの水流アクジェ耐え、素早さ:オーガポン抜き、ステロ込みのかみくだくでオーガポン確定)

 

物理方面から相手を崩すアタッカーとしてカイリューにも強く、パワーがあって相手のパオジアンに強く出られる枠として採用。

無振りでは耐久数値が心もとないが、しっかりと調整することで通常のパオジアンにはない耐久力を発揮できる。

霊テラスやタスキでは範囲、耐性、耐久のどこかで物足りなさがでてくるが、初手から妖テラスで攻めに行く動きによって優秀な耐性とステロダメージの軽減、一貫性の高い妖打点の獲得とテラス権を切ることによるデメリット以上のリターンを得ることができる点が耐久妖テラスパオジアンの強みであると感じた。

このポケモンは実際に使用してこの硬さと動かしやすさを感じてみると強さがわかるポケモンだと思う。

 

【選出・立ち回り】

基本的にアタッカー(カイリューサーナイト、ハバタクカミ、パオジアン)とクッション(ランドロスヒードラン)の組み合わせを軸として選出を決める。

 

①アタッカー1体+ランドロスヒードラン

 基本の選出パターン。

 パオカミの場合は初手において不利対面はクッションに引いて場を整えてから再展開、カイリューサーナイトの場合はドラン先発で場を整えてからランドを上手に使いつつカイリューを展開orサーナイトを繰り出してサイクルを制する。

 ヒードランを選出するパターンは主にパオジアン入りへの対パオジアン要員、岩オーガポン、イダイトウ(タスキ)、炎オーガポンなどをあらかじめステロによりパオやカミで処理できるように動かす。

ランドロスは威嚇を撒いて起点やサイクル補助を行うほか、相手のエナジーカミに対してあと投げして処理するorがんぷうで裏の処理ルートを作る役割。

パオジアンの技の拘りを解除する際にもランドをうまく使えるとデメリットを感じずに立ち回れる。

 

②アタッカー2枚+ランドロス

 強い選出パターンその2

 ヒードランが不要(炎枠もステロも不要なサイクル系相手)に対してアタッカーを2枚用意してどちらか一方の一貫をとることを目指すパターン。

 主にパオカミランド、カイリューサーナイトランド、カイリュー(パオorカミ)ランドの3パターンが想定されるが、パオカミランドの場合は純粋にこの2体の高速アタッカーをランドロスを挟んでスイッチしながら展開して物理特殊両面から攻めていく。

 この際にHDランドが相手のエナジーカミの一貫を切ってくれるので立ち回りとしてはこのパターンが最も安定して勝つことができる。(この選出で一貫が取れる場合。)

 カイリューサーナイトランドロスは、攻めの軸となるカイリューが苦手なツツミやエナジーカミをチョッキサーナイトとHDランドで見ることでカイリューを強く通していく選出。この選出では裏の2体は最低限の役割に徹し、カイリューのワンマンプレイを通すことを狙っていく。

 スケイルショットという技がタスキを貫通できるため、基本的に何回積めば火力と素早さの両面の一貫条件を満たせるかを計算したうえで、必要回数積むことを目指していく。(積みの段階で少ない回数で一貫させられるところまで相手を処理するのが望ましい。)4回or5回のスケイルショットでワンパンできるメジャーなタスキ枠の計算は頭に入れておきたい。ウーラは+2、イダイトウは+1で貫通可能。

 カイリュー(パオorカミ)ランドの場合はカイリューでテラスを切るか切らないか判断しつつ相手を荒らし、ランドと合わせて一通り荒らして崩しきれないところを高速高火力のカミorパオで刈り取っていく。

 

③アタッカー2枚+ヒードラン

 パオ入りに対して②のパオカミの選出と同じ動きをする場合や、カミがいない相手でサイクル中にステロを撒く余裕がある場合には相手への負荷を考えてヒードランを選出するパターンをとる。

 パオ入りに投げる点は変わらず、カミと合わせて無理やり相手のヌメルゴンなどを特殊の役割集中で崩したり、処理速度が遅いハッサムを迅速に処理するために動かしたりする。

 

そのほかはアドリブで相手の並びに対して選出を組むが、構築段階で想定している選出パターンはこういった感じ。

 

【最後に】

今期は最終日が土日だったことと仕事が比較的落ち着いていると思ったので8月中から9月の最終日を目標に据えて最終1桁をとるために構築を改善し、プレイングの幅を広げて最終日に向けて準備をしてきた。

仕事は結局残業も80時間を超えてしまってあまり抑えることはできなかったけど、それでもモチベーションと休日の時間を使ってシーズン500戦の当初の目標にしていた対戦数を重ねることはできた。

久々にここまで対戦数を重ねるうちに、構築を完ぺきといえる段階まで組み上げるには、自分の実力ではこれくらい頑張らないとたどり着けないということに気づかされたし、事実最終日の最後にサーナイトを水テラスにして調整を変更したことにより一気に選出が安定するようになった。

 

構築は16位をとったシーズン4に並んで自信があったし、実際に瞬間1桁まではいけてそこから躊躇なく潜るくらいには今期の自分の構築に自信があったけど、最後は自分の甘えた選出と技選択が負ける確率を引き寄せてしまった。

 

ここまでやってきて目標の最終1桁に手が届くところまできて落ちていったことは本当にショックだったけど、完ぺきな構築に最高のプライングを合わせられたらこの相棒2体ともっと上に行けることは実感できたので、これで折れるつもりは一切ないしここから最上位の一角に食い込んでいきたい。

 

次こそは必ずカイリューサーナイトと最終1桁をとりにいく。

 

あとは、シーズン中とか相談乗ってくれたり息抜き付き合ってくれたりする友達にはなんやかんやで感謝してます。

あとなぜか一般人のこんな自分をプレイヤーとして応援してくれている人もいるのでそういう期待も意識できるといいなと思ってはいます。

 

【余談:相棒枠について】

自分は特にカイリューサーナイトグラードンクチートを信頼して相棒枠と思っている。

ある程度結果が出たときに好きなポケモンで戦い続けることがすごいと言ってくれることがあるけど、これに関しては特に無理をして採用しているといったことは一切なくて、本当に自分が一番強いと思う構築を組んだ結果で相棒枠が入ってくるので、相棒枠を活かしたいならほかのどのポケモンよりも強く使えると信頼できるくらいに理解度と練度を高めるしかないのかなと思う。

クチートメガシンカがなかった8世代では使っていなかったし、相棒というのであれば勝ちを捨ててあいまいな愛とかの採用理由で使うのではなくて、勝つために欠かせない枠として採用してあげたい。

少なくとも、自分はサーナイトを使っている時が一番プレイングが強いし、自分が使うサーナイトの強さにはそれだけの自信と信頼を持っているので、サーナイトを入れて勝てていることがすごいと思うのではなく、サーナイトが強いからこそここまで結果を残してこれたんだという見方をしてもらえるととても嬉しい気持ちになります。

グラードンが使えるルールといつかメガクチートが使える未来が来るのも楽しみ。

 

それではお疲れさまでした。解散!

 

【2023JCS予選最終1749】ダブル式カイリューサーナイト

【第3回予選最高レート1758】

やっすんです。遅れましたが第3回のJCS予選で使用した構築が自分にとってかなり納得のいく仕上がりだったので記事に残します。

 

〇最終221位

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〇最高レート1758
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 普段から自分を知ってくれている方にはシングルバトルをしている人として認識されていると思いますが、裏ではダブルも7世代からやっています。

 今回は自分のことを一緒に頑張る仲間として認めてくれている友人たちやダブルもやれと言ってくれた憧れのプレイヤーであるビエラさんに恥じない自分でいたいと思ったので、自分にできる最大限の頑張りでダブル予選に挑戦しました。

 今の自分の最大値は出せたと思うので、勝てなかった悔しさはあっても後悔はしていませんし、自分は本当に強い人と違いあと一歩が届かなかったのではなく、実力が純粋に勝ち抜けるレベルに足りていなかったと感じたため、あと1勝で抜けられたなんて軽い言葉は本当に強くて抜けられなかった人を知っているから絶対に言いたくない。

 

【使用構築】

【構築経緯】

 ダブルバトルでは場に影響を与える特性を持つ厄災ポケモンを軸に戦うのが最も構築パワーを出せると考え、その中でも耐久と相手に与えるダメージ量の両面のバランスがとれ、最も立ち回りが安定するポケモンがディンルーだと感じたためこのポケモンを軸として構築を組み始めた。

 ディンルーを扱う上で、相手からの集中による崩しを切り返したかったためトリックルームを戦術に組み込むことを決めた。

 ディンルーの強みはタイプ一致の全体技による相手へのダメージ総量の多さにあると考えていたため、地震ディンルーを強く使うためにトリル始動役としては自分が誰よりも扱いに自信を持つサーナイト(テレパシー)を採用。

 地震を無効にできるトリックルーム始動役としては他にドータクンなどが考えられると思うが、サーナイトはディンルーが苦手なチオンジェンに強く、打点に乏しいディンルーミラーに対しても回答を持てることからサーナイトを採用して1つの選出の軸が決まった。

 ここから取り巻きを考えていったが、最初はディンルーが場にいる状態(特攻下降状態)でもパワーが出せるハバカミイーユイの並びを組み合わせていたが、相手のパオジアン×カイリューの並びがきつく、第1回、第2回の予選で当たったウインディ×ハバタクカミの並びが相手にしていてとても強く、この並びであれば相手のパオジアン、カイリューの両方への回答になると感じたためこの2体を採用。

 ここまでで相手に対する圧力(GSルールでいくとグラードンカイオーガのような並び)が不足していると感じ、相手にしていて最も圧力を感じたカイリューの採用を検討。

 ダブル強者のとり。さんが上げていたカイリューディンルーの選出がこの2体の強みを引き出すことができ広く安定した選出ができると感じたためこの並びを攻めの選出の軸とすることで決定した。

 5体を固めた段階で寿司構築(ヘイラッシャ×シャリタツ)への回答がなかったため最初の段階では相手の草テラスにも対応可能な炎テラスシャワーズ(黒い霧)を採用。シャワーズを採用して何戦かランクマで回していたが、相手のキラフロル×ヘイラッシャの構築が重たかったため改善案を模索。

 ここで、元世界王者でもあるビエラさんがヤミカラスを軸とした構築で予選を抜けたことを紹介していて、大ファンなので当然配信にかじりついていたが構築の最後のピースとしてヤミカラスが適任だと判断して最後の枠に寿司対策兼追い風要因としてヤミカラスを採用。

 ヤミカラスを入れてからは勝率が圧倒的に安定し、様々な構築に対して選出段階で見える立ち回りが増えてとても安定感のある構築に仕上がった。

 自分がダブルである程度結果を残せる年(2019年と今回が予選抜けレートにあと1勝)は常にビエラさんの配信から得たヒントが結果に結びついている。

 同世代として憧れる気持ちもあるが、いつかこの人と同じ舞台に立つことが自分のポケモン人生の夢なのでこれからも追いかけていきたい。

 とりあえずここまでで構築は無事納得のいくレベルで完成させることができた。

 完成度については今の環境で自分が最もプレイングを発揮できるものになったと思うので、負けたのは純粋に自分に勝ち抜く実力がなかったことを痛感した。

 

【構築解説】

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カイリューぼうじんゴーグル

特性:マルチスケイル

性格:いじっぱり

努力値:H100、A252、S156

技構成:テラバースト、神速、地震、守る

軸となるディンルーと並べるための強力なアタッカー。

ディンルーと並べて地震を連打するためと火力を出すために飛行テラスタル

持ち物はとり。さんが紹介していた構築でモロバレルの胞子と怒りの粉を無視して展開できる点が強いと感じたためぼうじんゴーグルに。

実際に有効に機能したのは1戦のみ(対アラブルタケ)だが、選出段階で相手のモロバレル入りに対して強気な選出を組める点が使っていてとても強く感じた。

ディンルーと組ませることで相手の特殊アタッカーに対して無類の強さを発揮するため、軸としてこのポケモンを採用したのは正解だった。

カイリューは自分がシングル対戦で長年愛用しているポケモンだが、これまではダブルバトルでは上手に扱うことができずに使うのを避けていた。

今回は相手に使われて実際にとても強く感じたことから採用に踏み切ったが、この選択は間違っていなかった。

 

サーナイトきあいのタスキ

特性:テレパシー

性格:ずぶとい

努力値:HB252、余りS

技構成:ムーンフォース、手助け、トリックルーム、守る

 

この構築の要その1

ディンルーと組み合わせてトリル展開から相手を制圧していく。

ディンルーと組み合わせるポケモンとしては、対チオンジェンに打点が持てる、手助けにより範囲技の強みを最大限生かすことができる(手助けは優先度の関係で猫だましでも止まらない)、防御>特防であるテツノツツミへ高い打点がもてるなど、ディンルーをトリル運用する場合には最高のパートナーだと感じた。

テラスタイプは環境に多いフェアリー(ハバタクカミ)、炎(イーユイ)、氷(パオジアン)、鋼(サーフゴー)あたりの集中をいなしてトリル展開に持ち込むことができる炎タイプ。

何よりも、自分が絶対的自信をもって選出できるためダブルの環境知識が不足している自分にとっては頼りになる相棒だった。


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ディンルー@とつげきチョッキ

特性:わざわいのうつわ

性格:いじっぱり

努力値:H166、A252、S92(追い風込み準速100族(イーユイ)抜き)

技構成:じしん、テラバースト、ヘビーボンバー、いわなだれ

 

構築の軸。

技範囲を広げたかったためフルアタにしたことの利点を生かすためにチョッキ採用。

コンセプトの範囲技による相手全体へのダメージ量をとるための地震、ダブルでは珍しいフェアリーテラバ、相手のハバタクカミを一撃で倒すためのヘビボン、ファイアローの処理が難しいためいわなだれの4つを採用。カタストロフィがほしい場面もあったが抜ける技がなかった。

ダブルではディンルーは耐性重視のテラスタイプが好まれているように感じるが、アタッカーとして地面+フェアリーの範囲が圧倒的に強いことを7世代GSルールのグラードン×メガクチートで知っていたため、1体でそれを実現できるフェアリーディンルーを採用。

フェアリータイプにすることで単純に元の弱点との補完が取れるだけでなく、テラバーストによって相手のドラゴン、コノヨザル、ディンルーミラーにおいて強くなれる点がとても強かった。

サーナイトの手助けや後述するヤミカラスの嫌な音と組み合わせてディンルーを見て出てくるコノヨザルを返り討ちにすることができた。

これはシングルではかなりメジャーなテラスタイプであるので、シングル勢の自分ならではの発想ができてよかったのではないかと思った。

トリルだけでなく、追い風も強く使いたいと考えてかなり素早さラインを上げて準速イーユイまで追い風で抜けるようにした。

これにより、追い風から相手のコノヨザルやセグレイブなどへも奇襲をかけることができたので、相手の考慮外からの試合展開ができたように思う。

元の素早さをここまで確保したため、ミラーや相手のテツノカイナなどの低速構築に対して立ち回りの計算がしやすく、選出段階からかなり楽になったのが奇襲性以上に強かった。

 

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ヤミカラスしんかのきせき

特性:いたずらごころ

性格:ずぶとい

努力値:HB252、余りD

技構成:おいかぜ、くろいきり、いやなおと、ナイトヘッド

 

構築の要その2

SV環境のトルネロス

昨年のGSルールで追い風トルネロス+トリルサーナイトからグラカイの2体を通す構築を組んでいたが、そのときの使用感が良かったことから今回もかなり使いやすい形に構築をまとめてくれた。

構築の突破力を上げるおいかぜと寿司構築への回答兼相手の威嚇解除に使用できる黒い霧までは確定。

攻撃技を入れたかったため、現環境でどんな相手に対しても確実な削りが可能なナイトヘッドを採用。

イカサマなどとの選択になると思うが、現環境で確実な削りが見込めることと、ディンルーや裏のポケモンの圏内に押し込むことができれば十分であること、相手視点で放置するにはきびしいだけの削りを行うことを目的としてナイトヘッドを採用した。

最後の枠は守るなどと悩んだが、ディンルーの攻撃性能を高め、カイリューウインディの神速のリーチを伸ばしたりといった立ち回りを見据えて嫌な音を採用。

命中不安ではあるが、この技を軸として使うわけではないのでそこは許容した。

黒い霧と嫌な音を採用したことで鈍いキョジオーンを突破することができたし、相手の頭数を減らしてチオンジェンに嫌な音を入れて退場することで相手の宿り木での詰ませを拒否することもできてとても活きた。

テラスタイプはゴーストにしたが、一度例テラスを切って相手の神速を透かし、体力わずかなヤミカラスを生存させてラストを嫌な音で崩すことができたのですべての要素がきれいに噛み合ってくれた。


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ウインディ@オボンのみ

特性:威嚇

性格:いじっぱり

努力値:HA252、S4

技構成:フレアドライブ、神速、テラバースト、守る

 

対パオカイリュー最終兵器。

他にも、相手のハバカミイーユイに対しても強く出られるのでとても使いやすかった。

ヤミカラスと組ませてテラスタルを切ることで、相手のウインディとのミラーにも強くなれる水テラバは使いやすかった。

ガオガエンがいないルールにおいてはかなり重要なピースとなるポケモンだった。

ヤミカラスの嫌な音からリーチを伸ばしたり、後述するガチガチのハバタクカミをさらにガチガチに進化させるパーツとしても強く、この構築における炎枠としては最適解だったと思う。


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ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:こだいかっせい

性格:ずぶとい

努力値:H244、B252、C12(エナジーでCアップ)

技構成:ムーンフォースシャドーボールマジカルシャイン、守る

 

構築全体が追い風に素早さを依存しているため、相手のカイリューやイダイナキバなどの中速高火力のアタッカーがきついと感じ採用。

ダブルバトルでは集中によって簡単に落とされたり、先制技により行動回数を稼がせてもらえない展開が多いと感じたため、思い切ってHBほぼ特化まで耐久を引き上げた。

ここまで振ると相手のディンルーのヘビボン程度なら余裕を持って耐えることができ、威嚇を絡めることで先制技に縛られることなく相手を上から切り崩していくことができてとても強かった。

ただ、特攻に振らないことで火力がかなり不足するため、特性の性能に目をつけてブーストエナジーで特攻を確保することとした。

これにより異常に硬くて速くて高火力で殴ってくる化け物を生み出すことに成功。

ウインディを合わせれば倒されないし、ヤミカラスを合わせれば先制技、相手の物理技を耐えながらブーストツツミを抜き去る素早さから殴ることができて立ち回りがかなり広がった。

テラスタイプは草で採用。これはあまり構築がハバタクカミにテラスタルを切らないように組まれており、相手の不意のモロバレル対面をいなすことを期待して草にしてみた。

予選では一度だけテラスタルを切ったが、その際は相手のイダイナキバのぶちかましを半減で余裕で受けきり切り返して試合を決めることができた。

 

【最後に】

今回は第1回目の予選から潜り始め、相手の構築やビエラさんの動画、ダブル勢の友人の情報などから少しずつ自分のプレイングが発揮できる構築を模索してくみ上げていった。

その中で、第2回予選で予選抜けを決めた友人のまりじょには特にたくさん意見をもらった。

ヤミカラスの採用に踏み切った時やハバタクカミのテラスタイプを草テラスにしたこと、ウインディの持ち物をクリアチャームからオボンにした点などでたくさんアドバイスをもらったし、そのおかげで勝つことができた試合も間違いなくあった。

他にも、ダブル強者として知られているえげさんやショックさん、あかとしさんたちもシングルメインの自分といつも仲良くしてくれるし、同じくビエラさんのリスナーつながりで仲良くなった遊び場のみんなとはプライベートでも遊ぶくらいの仲になってお互い応援し合ってポケモンもそれ以外のことも楽しくやれているし、このつながりがなかったらモチベーションは続かなかったし、今シングルで結果を出せている自分はいなかったと思う。

本当にみんなには感謝してるし、ポケモンが関係なくなってもずっと仲良くしていきたい友達ができたことだけは何があっても感謝しているし、誇りに思っていきたい。

このポケモン対戦へのモチベーションや友達とのつながりのきっかけが自分が尊敬しているビエラさんが活躍してくれているおかげなので、これからもずっと応援しています。

9世代SVのポケモンは色々大変で難しいことが多いけど、モチベーションが続く限りは頑張って楽しんでいきたい。

 

最後まで読んでくれた方はありがとうございました。

 

【構築メモ】SVシーズン5シングル最終18位 カイリューサーナイトパオジアン

S5シングル用レンタルパーティ

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シングル18位

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ダブル65位

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やっすんです。

今期は勝てば最終1桁チャレンジというところまで行けたので、構築は前期と違ってあまりしっくりきてないけど記録だけ残します。

メモなので調整を見たい方だけ進めてもらえればと。

とりあえず、カイリュー×サーナイト軸でシングル、ダブル両ルール最終2桁でした

 

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細かい調整はスクショの通り

 

カイリュー

S4の型から特防方面をハバタクカミの眼鏡ムンフォマルスケ込み2耐えまで調整

ドクガが増えていて地震がないと厳しいと感じたのでアンコール→地震へ変更

カイリューを選出の軸にできなくて窮屈な立ち回りが増えて苦しかった

もっとカイリューを強く使いたい

 

サーナイト

調整は素早さを準速ガッサ抜き

特攻をムンフォでツツミが8割以上の乱数になるラインまで確保して残り耐久

S3のときのサーナイトより耐久を確保してより確実に特殊を切り返すのが目的

はたきは正直ラッキー入りの受けループにしか役立たなかった気がするので諸説枠

はたきの枠は別に影うちでも他の技でもいいし、一番強いサーナイトの型にたどり着けていないのは間違いない

このポケモンは本領を発揮したらもっと強いのに、自分の環境理解が足りてなかったせいで活かしきれなかった

 

コータス

調整をカタストロフィでオボンが発動するように調整

S3から同じ型継続だけど、ステロあくびの始動役としては頭一つ抜けて強いと思う

パオジアンと今期増えていたミミッキュにあと投げから起点作成できるのがとても強い

 

◯イダイナキバ

半減でイーユイのテラスオーバーヒート耐え調整、素早さ準速カイリュー抜き

ダブルバトルをしていて、レギュレーションCは受けのテラスとして炎タイプが頭一つ抜けて優れていると感じたため採用

ギガドレはたきのチオンジェンを一方的に嵌めにいけるが、水ならヘイラッシャを嵌めにいけるのでそこは環境次第な部分

このポケモンで荒らす展開が多く、ワンパターンな立ち回りになりがちなのが今回の不満点その1

 

◯パオジアン

4月早々に厄災で初めて捕まえて、かっこ可愛くて一目惚れした

今回は軸として期待しやすい霊テラスだったが自分があえて語る必要もないくらい強かった

9世代でハバタクカミとパオジアンがダントツで好き

 

◯アラブルタケ

素早さ4振りアーマーガア抜き

ここは最終日のレート2100まではエナジーハバタクカミだった

パオジアンを通す上で、最終日にヘイラッシャが増えていたことから相手のヘイラッシャの選出に対してリスクをつけるために採用

出した試合は頑張ってくれたけどここがこの構築最大の不満点

最後まで強いと思える枠が見つからなかった

 

【雑感】

瞬間2位だったり、ラスト1桁チャレンジだったりとランクマの方は前期よりよかったかもしれないが、前期の構築のような絶対的自信を持って対戦できる構築が組めなかった

それくらい前期の構築は強かったし、今期の構築は自信が持てなかった

それでも、サーナイト×コータス×パオジアンの並びはパオジアンの苦手なツツミをサーナイトで対応しつつ、対面から不利をとる相手のミミッキュパオジアンに対してコータスから展開していけて並びとしてはここだけは強かったと思う

 

あとは、ダブルバトルも予選に向けてあと少し頑張っていきたい

自分の憧れのビエラさんから直接ダブル早くやれと言われたからには今作出遅れているとはいえ最後までやり切りたい

 

5月、6月は仕事でランクマはしっかり潜れないので、良い機会だと思って新しい構築に挑戦したい

あと、雷撃オフの構築もこれ使いたくなさすぎて持ってく構築無くなったのでどうしよう

 

今回は雑にこんな感じのことだけ話して終わります

また納得いく構築が組めたときには記事を見てもらえると嬉しいです

では!

 

 

【SVシングルS4最終16位レート2186】サーナイト×カイリューアンコール!

【相棒と自己ベスト更新!】

SVシーズン4お疲れさまでした。

 

やっすん(@yassunbaseball)です。

 

前期の58位に引き続き最終2桁、剣盾の24位以来の自己ベスト更新の最終16位を達成することができました。

今期も相棒のサーナイトカイリューの並びで結果を出せたので、記念に構築を紹介しようと思います。

 

【レンタルパーティ】

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前期ようやくSVで結果を残すことができたので、今期は30位以内を目指して構築を調整していきました。最終日前日には4桁まで落としていましたが、最終日は勝ち続けて10位台まで上げることができたので良かったです。

 

自分の好きなポケモンの活かし方を考え続けて、ようやくまた一つ壁を超えることができたのがうれしいです。

 

ここから、今回の構築の説明をしていきたいと思います。

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【構築経緯】

強い動きを相手へ押し付ける。

前期はコータスから展開していく対面的な構築で2手目、3手目のアタッカーを通していくことが軸の構築だったが、環境の構築が多様化するなかで選出の出し負けが負けに直結する試合が多くなってきたと感じた。

自分のやりたいことを押し付けるだけではなく、相手の展開を止めながら攻めていく動きを確立できれば勝率を安定させることができると考え、使用感の良かった前期の並びをベースに構築をくみ上げていった。

まず、前期の並びではステロカバルドンに無力であることや、ギミック系統もチョッキサーナイトだけでは対応しきれない点が弱いと感じたため、地面枠最強の一体であると思っているイダイナキバを挑発型で採用。

挑発を持つことでカバルドンとの対面で打ち勝てるほか、受けに来たカイリュー、アーマーガアの回復を許さずにイージーウィンをすることができるようになった。

実際に運用してみて、挑発イダイナキバとアンコール竜舞カイリューの相性がかなりよく、鬼火やアンコール等の絡めてを封じて積みの隙を作ることができて優秀だった。

 

構築全体をスタンパへ強く組み替えるため、ギミックや受け系統の構築をサーナイトに一任することに。

残飯アンコールサーナイトであれば受けやギミックを完封しつつスタンパに対してもプレイング次第で選出できると考えてサーナイトの型を決定。

展開速度の速いアタッカーとしてドドゲザンを採用するために、構築単位での相性を考えてサイクルを回しやすく対ツツミへの立ち回りがしやすいスカーフ型でハバタクカミを採用。

 

ハバタクカミでのスイープやドドゲザンの縛りの範囲を広げたりと通せるなら利点の大きいステルスロックはほしかったため、カバルドンと悩んだが構築のアタッカーが苦手とする鋼に強く、水技にも耐性があるコータスを前期と同じ型で採用。

 

最後にカイリューの方を最終日まで悩んだ。

最初は前期の竜舞3ウエポンをブーツにして採用したが、ヘイラッシャを見ただけで投げられなくなったり、マルチスケイルを維持するためにサイクル加入しづらいといった欠点が気になり様々な型を模索。

竜舞羽のテラバ神速のほのおテラスだったり、鉢巻型、ノーマルテラスなども試し、ハバタクカミを使う上でゴツメHBカイリューが使いやすいと思い、飛行テラバ神速アンコール羽休めのHBカイリューを育成。

この型であればヘイラッシャに触れさせながら削り取ることもできるので、使用感はまずまずであったが、構築単位でセグレイブが重いと感じたためさらに悩むことに。

構成は強いと感じたため、テラスタイプを変えようと思い、セグレイブを受けきることができる竜無効のフェアリーにして運用したところ、火力は少し下がったが耐性が優秀で構築に安定感が生まれた。

このままでも十分に強かったが、アンコールで嵌めた際にアドバンテージをとりに行ける動きがない点がもったいなく感じたため、受けから崩しへと移行できる竜舞を採用して構築が完成した。

 

【個体紹介】
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カイリューゴツゴツメット

特性:マルチスケイル

性格:わんぱく

努力値:H244、B156、S108

(1舞でガブリアス抜き)

技構成:テラバースト、はねやすめ、アンコール、りゅうのまい

 

今シーズンのMVP。本体はゴツゴツメットのめちゃ硬カイリュー

物理アタッカーに対してシンプルにゴツメアンコールカイリューのストッパー性能が高い環境だと感じたため採用。特にドドゲザンが増えていたこととガブリアスなどの地面枠に安定する枠になると思ったが強かった。

もともとが受け駒を想定していたため、防御の数値を重視してめちゃくちゃに硬くなっていることからあらゆる物理を無理やり起点にして行ける点が選出をしやすくした。

構築経緯にも書いた通り、最終日当日までずっと型と調整をしつづけた枠であり、最終日にたどり着いたHBゴツメの受け性能と竜舞による積みエースとしての性能のハイブリッドが想像以上に刺さり一気に勝ち上がれた。

フェアリーテラスタルにすることにより、処理が難しいセグレイブがカイリューの起点になるため一気にスタンダードな構築に対する勝率が上がった。

本来の役割がゴツメ受けなので、竜舞から展開できなければアンコールで荒らしてから裏のエースのドドゲザン、ハバタクカミを通すプランにシフトする際のサポーターにもなれるため構築単位で柔軟な立ち回りが可能となった。

フェアリー単の耐性が強いため、テラスタルを絡めたら追い込まれた状況からでも一気に捲り返すスペックがあって頼りになった。

後述のイダイナキバがカバルドンステルスロックを許さずに対面突破できるため、2対2から展開するこのポケモンは簡単には止められなかった。

前期から増えていた身代わりカイリューコータスを起点にして荒らして来ようとするため、素早さに厚くしたこちらのカイリューで逆にアンコールから起点にする動きがイージーウィンを量産してくれた。

不一致テラスのフェアリーワンウエポンであるため鋼や炎などの通らない相手が厳しくなるが、それでもこの構成以外はありえないと思うほどに強い構成だった。

このカイリューが通らない相手に対してイダイナキバを合わせて荒らしていく動きによってワンウエポンの弊害は全く感じなかった。

基本的にサーフゴーがいなければ止まらず、サーフゴーは裏のポケモンがすべて強く出られるので構築の組み方が完ぺきだった。


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サーナイト@食べ残し

特性:トレース

性格:ひかえめ

努力値:H252、B28、C164、S60

(B方面ドドゲザンの総大将悪テラス不意打ち耐え、S無振りロトム抜き)

 

※5月2日追記修正

サーナイトの調整を書き間違えていました

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実際のレンタルの個体はこっちです

(メジャーなアンコールカイリュー抜き調整)

 

技構成:ムーンフォースサイコショック、マジカルフレイム、アンコール

 

構築の軸をスタンパに強くするために、対ギミック、対受けをすべて任せるための型で採用。

特に受けループにはプレイングミスをしないか一撃技を百発百中されるかしない限りは確実に勝てる。

ハバタクカミが通せないときに特殊アタッカーとして動かすことができるため、受けまわしをしてくるドオー入りなどを楽に崩せる点が強い。

自分は性能と動かし方を理解しているので悩むことなく動かすことができるが、行動保証がなく役割対象の判断が難しいためこの構築を参考にする人はこの枠をそのまま採用するのはお勧めしない。

場面ごとの技選択を間違えることができないため、この型のサーナイトはプレイングを熟知していないとまったく動かせないが、動かし方を理解すればほかのポケモンにはできない唯一無二の性能があるため自分が上位で勝ち続けるためには欠かせないポケモンだった。


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コータス@オボンのみ

特性:ひでり

性格:ずぶとい

努力値:HD252、余りB

技構成:かえんほうしゃソーラービーム、あくび、ステルスロック

 

前期と全く同じ型を使用。選出を読みやすかったり、ほかのアタッカーからの引き先として優秀。刺さっていたら選出するし、サイクル戦であれば無理して選出する必要もない。マスカーニャに強いステロ始動要因として優秀。

 

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イダイナキバ@きあいのタスキ

特性:こだいかっせい

性格:ようき

努力値:AS252、余りH

技構成:ぶちかましインファイト、はたきおとす、ちょうはつ

 

今期も偉大過ぎたキバ。

カイリューイダイナキバの組み合わせがカイリュー軸の答えだと感じた。

エナジーではないのでカバルドン側に挑発をケアさせづらい点が強かった。

挑発→はたき→攻撃×2でカバルドンを対面突破(調整次第で落ちたり落ちなかったり)できるので、裏からカイリューを通す際には単体性能以上の活躍をしてくれた。

カイリューイダイナキバの並びでカバトドロクツキを簡単に対処できる点が動かしやすかった。

また、受けにくるHBカイリューやアーマーガアに回復をさせないため、裏に控えさせたポケモンの圏内から逃がさない動きが優秀だった。

今期はタスキキバの挑発は環境の答えレベルだと感じた。


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ドドゲザン@ラムのみ

特性:総大将

性格:いじっぱり

努力値:H76、A252、S172、余りBD

(無振り70族抜き)

技構成:ドゲザン、ふいうち、テラバースト、つるぎのまい

 

大将。メガクチート不在の現在、剣舞ふいうち最強のポケモン

このポケモンは素早さに振るとHAキリキザンよりもすべての実数値が高い。

進化後なので何を当たり前のことをと言われそう。

自分が剣盾のときにキリキザンをエースとして使っていたため、キリキザンより数値と技が強いドドゲザンを使えばいいのではという安易な発想もありつつ。

耐性面、悪との範囲の補完の両面で優秀なフェアリーテラスで採用しているが、メジャーな型として知られているとはいえ、相手視点では火力のでる悪テラスの可能性を切れない点がえらい。

はじめは前期の隠密ハッサムとの交代で隠密マント型で採用していたが、キョジオーンが思ったよりは少ないと感じたことと、アンコールカイリューを絡めた立ち回りでプレイングでキョジオーン入りに勝てる確信が持てたため、思い切ってラムのみに変更。

この選択は正解だったと思っているが、具体的にはドドゲザンを止めにくる方法がロトムの鬼火やカバルドンのあくびであることが多く、ラムのみがあるだけで剣舞ドドゲザンの一貫が取れてイージーウィンできる構築が増えた。

カイリューとドドゲザンの2体は物理耐久が高く、どちらもカバルドンに対して回答を持てているため前期重めだったトドロクツキを何度も倒せたのが個人的に使いやすかった。

自分は一番好きなポケモンメガクチートで、最初のころはメガクチートとは火力が違いすぎるからフェアリーテラバでクチートもどきのような使い方をするのを避けていたが、最初のルールで結果を残したふとんさんに使用感を聞いてみて、このポケモンにはこのポケモンの強みがちゃんとあるんだと知ることができて認識を変えることができた。

カイリューと並んでこの構築の突破力をもったエース枠として活躍してくれたため、だいぶ前の話ではあるがふとんさんに相談して本当によかったと思っている。


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ハバタクカミ@こだわりスカーフ

特性:こだいかっせい

性格:ひかえめ

努力値:H116、B132、C140、S116、余りD

(等倍テラス後にステロ込みミミッキュ剣舞影うちを確定耐え、素早さガブリアス抜き)

技構成:ムーンフォースシャドーボールサイコショック、マジカルフレイム

 

間違いなく環境最強。

ハバタクカミは使わない理由がないくらい圧倒的な性能があるのは間違いないので、あとは今期どういった型で使うのが一番強いかを考える作業だった。

自分の中での候補といては耐久に振ることは前提で、カイリューとドドゲザンを軸とする以上は相手のツツミに対して強く出る必要があることからエナジーとスカーフの2択となった。

シーズン終盤まではずっと前期のほのおテラスエナジーを使っていたが、ジバコイルやドオーなどの流される相手がいたときに詰めの眼鏡ツツミが倒せなくなる点を考慮してスカーフで採用。

スカーフの利点としては、第一にコータスを絡めないサイクルでも常に速度を維持できる点、次にエナジーと違い特攻の数値を調整の必要なく高めに設定できることから初動での火力と晴れ下での特攻ブーストをかけられる点が主に上げられる。

エナジーほどではないがミラーにも強く、持ち物の匿名性から眼鏡へのケアを相手に意識させられるところも使いやすかった。

技構成は滅びの歌を入れてもよいが、サーナイトにギミックを一任したこととクエスパトラが滅びでメタを張るほどいないと感じたためフルアタで採用。

カイリューが打点をとれないことで面倒になったテツノドクガの処理を楽にするサイコショックを優先採用し、余った枠には晴れとのシナジーと相手の特攻を下げて裏につなげられる点を評価してマジカルフレイムを採用。

補助技やほかの技のほうが今より勝てたと思う場面はなかったので、今期のこの構築で採用する構成としては完ぺきな構成だった。

タイプも性能も見た目も好きな9世代で一番好きなポケモン

ムウマージも好きだけど。

 

【選出】

コータスで荒らしに行ける場合

 コータスカイリュー、ドドゲザン、ハバタクカミから1~2体、相手によってはイダイナキバ

 

初手コノヨザルのステロ展開の場合はステロミラーを仕掛けていくことが多かった。

また、イダイナキバを前に置いて裏にコータス、エースとして1体といった構成もテンポが取りやすく使いやすい。

鋼入りサイクルにはコータスを挟むことが多かった。

 

〇イダイナキバ軸

 イダイナキバ+カイリュー+ドドゲザンorハバタクカミ

 

カイリューを通す際に強力な選出。タスキキバで対面1対1をとるか、はたき挑発で荒らしてからカイリューを通す。

ドドゲザンと組む場合にはカイリューもアンコールで切ってラスト総大将で一掃していくのも強い。

こちらは汎用性の高い選出で、初手のほとんどの相手に対して崩されない点が強い。

テツノブジンが面倒なので、相手にいる場合はコータス入りのほうが良い。

 

〇サイクル選出

 ハバタクカミ+カイリュー、イダイナキバ、ドドゲザンから2体

 

カイリューの羽休めとゴツゴツメットを絡めてサイクル戦をする場合の選出。

基本的にカイリューのアンコールかイダイナキバの挑発で相手の崩しを阻止しながら一貫しそうな駒を作ることを狙う。

 

サーナイト

 サーナイト+ドドゲザン+@1

 

受けループには事故がない限りサーナイトで確実に勝てる。対受けループの@1はイダイナキバ推奨。

ギミック系統にはサーナイトのアンコールを絡め、自身で処理しに行くかドドゲザンの崩しにつなげる動きをとる。

また、相手のウルガモスがかなり重たいため、余裕があればサーナイトを選出して止めにいけるとウルガモス入りに対して勝率が上がる。

食べ残しによって毒菱のダメージも軽減することができるため、毒菱で対策できると思っている受けループを崩したり、毒菱オニゴーリ展開も相手がすさまじい豪運を発揮しなければ封殺できる。

 

 

【最後に】

今期は前期最終日にしっかりと上位帯で対戦できたことから、自分のプレイングと環境理解に自信をもって考察することができました。

結果として、目標としていた最終30位以内を超えて、自己ベストである最終16位を獲得(それまでは剣盾の24位が最高)できたため充実したシーズンとなりました。

最終日前日にかみ合わずに4桁まで落ちたときはどうすべきか少し考えはしましたが、構築の方向性は強く、負けた理由は相手を倒しに行くためのあと一手が足りないだけだと感じたため最終日にカイリューの神速の枠を竜舞に変更したことが良かったです。

前期も同様でしたが、最終日直前に負けが増えてしっかり構築を煮詰めるほどに最終日に一気に伸びるというのを感じました。

最終日900位くらいからスタートで残業もあったため2桁帯で対戦ができればくらいの気持ちもありましたが、最後まで自分の構築とポケモン、相棒たちを信じてよかったです。

いつも構築の相談に乗ってくれる友達やこの構築のいくつかのポケモンを採用するきっかけとなったふとんさんをはじめとする上位勢の方、シーズン中に地元で開かれたオフ会(竜舞)で刺激をもらった参加者の方や勝敗2-5で落ち込む人がでないように自ら1-6をしてくれた地元のボスやいつも一緒に遊んで自分のシングルでの活動を応援してくれるダブル勢の友達たちに感謝です。

 

4月~5月は葉桜杯や雷撃にも参加予定なので、参加される方は仲良くしていただけると嬉しいです。

 

自己ベストを更新して頑張ったので、次はダブル勢のみんなも予選頑張ってくれ!!!!

 

ありがとうございました。