【真ガラル式カイリュークチート】新たに相棒になってくれた、サーナイトと共に
シーズン6お疲れ様でした。やっすんです。
シーズン6で最終日瞬間40位の壁を越えて、23時時点で最高36位を達成できて自分で納得のいく結果を残せたので、この構築を形として残したくて記事を書きました。
この時点で翌日の仕事のために寝たので、最終は3桁まで落ちていましたが、レート2100越えは達成しました。
【構築経緯】
サーナイトの強さを信じぬくための構築とは?
いつもシーズン終盤に活躍してくれるサーナイトを最大限活かすための型、構築を模索するところからこの構築が始まりました。
上位でもサーナイトの真価に気付いている人はほとんど見かけなかったので、構築を完成形に持っていけたら頭一つ抜けた結果を出せるとは信じていました。
面白いことに、考え抜いた結果出来上がったのはシーズン1の構築に近い並びでした。
参考↓(このときは最終レート2232あったと知って腰ぬかしました。)
以下、構築紹介へ移ります。(常体、略語等使用します。)
【構築・個体紹介】※レンタルコードあり!
サーナイト@とつげチョッキ
性格:ひかえめ
努力値:H252、B68、C188
調整はCをムーンフォースでH振りロトムを確定2発まで伸ばして、残りB。
この構築の中心であり、現環境で自分が最も強いと信じている型のサーナイト。
以前はサポートメインのトリル型を使っていたが、後述のシャンデラへトリル役を任せることでサーナイトの唯一無二の技範囲を最大限生かせるようにした。
タイプ一致フェアリー・エスパーと炎・電気のサブウエポンの組み合わせは打ち分けることで圧倒的な受け崩しの性能を誇る。
そもそもサーナイトは現環境のフェアリーアタッカーの中ではメジャーなトゲキッスを上回る最強クラスの火力を持っているので、この火力を活かしきることができればこれほど優秀な特殊エースはいない。
とつげきチョッキでの採用理由は、技範囲と火力を活かすためにはムンフォ・サイキネ・マジフレまでを確定として、4枠目にどうしても10万ボルトが欲しく、フルアタ構成にするのであれば打ち分け、ダイマックスとの相性、環境適性からとつげきチョッキが一番サーナイトの性能を活かせると判断したため。
とつげきチョッキ+素の特殊耐久の高さでほぼすべての特殊アタッカーとの撃ち合いに勝つことができるのはシンプルに強い。
最大の特徴として、トリルのような絡め手なしで真正面から現環境最強の特殊エースであるトゲキッスに勝てる点が大きい。
珠トゲキッスに対して受けだしからダイマックスを切ることで、ダイジェットをダイマ込みで2回耐えてダイサンダーで撃ち勝てたり、対面からなら弱点保険であっても撃ち勝てたり、強運トゲキッスであっても余裕で受け切って返り討ちにすることができるので、トゲキッスを軸にしている構築に対して撃ち合いで非常に有利になる。
ロトム+トゲキッス程度の特殊アタッカーの並びであれば、サーナイト1体で簡単に押し切っていける。
役割対象は特殊アタッカー全般(特にすべての型のトゲキッス、ロトム)、受け構築、トリル下でのギャラドスやドラパルトなどの上からなら倒せる相手。
加えて、ラプラスに対しても非常に強く、ちょすいをトレースすれば高打点をとられず、マジカルフレイムを絡めることでダイマを切らず、後出しから壁ターンまで枯らすことができる。
どれだけ強力な技でも、不発同然に終わらせれば何も怖くない。
そして最後に、トレースという特性の最大の強みとして、現環境で切るわけにいかない詰ませ性能を誇る天然瞑想ピクシーを天然をトレースし、タイプ一致技を連打することで返り討ちにできる点がある。
アッキ+瞑想まで積まれてしまった場合にピクシーを処理することは通常だと非常に困難だが、チョッキサーナイトであれば後出しから余裕をもって倒しきることができる。
PPの都合上、つきのひかり込みでも撃ち合いにはほぼ確実に勝てる。
広い技範囲でドヒドイデ、ナットレイ、アーマーガアといったメジャーな受け構築を崩していける(10万ボルトは対アーマーガアとしての役割も大きい)ところも非常に優秀。
対特殊アタッカー、受け構築、トレースを活かした立ち回り等、これだけの強みを持つ高火力広範囲のポケモンは他にはいないため、自分がサーナイトを信じて使い続けてきた理由もすべてここにある。
ただし、このポケモンを軸にするためには環境最上位にいるドリュウズが最大の障害となるため、いかにしてドリュウズを刈り取るかが構築単位での最大の課題となった。
選出率は7~8割程度はあり、ロトム、トゲキッスが流行っているおかげでほとんど腐ることがなかった。
シーズン1から同じ個体で戦い続けている、うちの新たな相棒にして絶対エース。
シャンデラ@きあいのタスキ
性格:ひかえめ
努力値:HC252余りB
ウルトラサンムーンで共に戦い何度もレート2000を達成したすりぬけ個体から孵化させた、自分が最も信頼しているトリル要員。
シーズン3、4以降アーマーガアの数が減って、眼鏡クラスの火力が必要なくなったため、シャンデラにトリル役を任せられるようになった。
このおかげでサーナイトがアタッカーに専念でき、シャンデラはもともと火力とサポート性能の両面に優れていたためバランスのとれた構築に仕上がった。
炎技は火力、命中に優れたオーバーヒートを採用したが、火力ダウンで困る場面がなく、逆に瞬間火力に助けられた場面が多かったので正解だった。
現環境であれば、シャンデラほどのアタッカーならわざわざ呪い等でトリル後に自主退場する必要もないので、対面性能を引き上げるエナジーボールをサブウエポンで採用した。
このおかげで雨パに対してはかなり立ち回りやすくなった。
特性すりぬけは対ラプラスというわけではないが、壁展開の構築や初手ダイマからのまもみがエルフーンなど、通常は対処が難しい相手に対して楽に立ち回れる点が強力だった。
ただ、サイクル戦を想定するならもらいびに分があるので、構築と好みによって一長一短といったところ。
やはりトリルシャンデラは手に馴染む。
ホルード@こだわりスカーフ
性格:ようき
努力値:AS252余りH
シーズン1から特に変わることなく使っている便利屋。
ミミドラパに圧倒的に強いのと、ドリュウズに対面有利なことからサーナイト軸のスカーフ枠はホルードが最適だと思う。
かみなりパンチの枠は構築単位で穴を埋めたい技を随時採用(アシレーヌ入りならナットレイ対策のほのおのパンチといった感じで)して変えていった。
対ギャラ、キッスに隙を見せたくないのと、アシレーヌやラプラスに高打点(アシレーヌへの引き先がいないときの最終手段にも)がとれるので今の並びではかみなりパンチに落ち着いた。
高速高火力でサイクルを回せる点は今シーズンも非常に強かったが、アッキドレパンミミッキュが増えたので対ミミッキュには慎重にならないといけなかった。
特に説明不要の強さなので説明はこの程度で。
ミミッキュ@いのちのたま
性格:いじっぱり
努力値:HA252余りB
究極のトリル始動要員。
シャンデラとミミッキュを両方入れておけばトリルを張れない相手はいないといっても過言ではない。
以前はウッドハンマーを採用していたが、ミミッキュ自身に崩し性能があったほうが強い構築になると思い、トリル+剣舞の欲張りミミッキュになった。
そして対カビゴン突破要員その1。
じゃれかげ2ウエポンで圧力をかけるためには珠でないと火力が足りないため、こいつがずっと珠を占有している。
終盤の切り返しに化けの皮を盾にした剣舞とトリルの2パターンをその場で選べる点が非常に強かった。相手のダイマラストターンに剣舞→火力が落ちたところでトリルから全抜きといった独特の動きができる点もアッキや身代わりといった、最近流行のミミッキュにはできない強みだと思っている。
展開次第でサポーターからダイマエースへ運用を自在に切り替えられるところにこの剣舞トリルミミッキュの強さがある。
ルカリオ@シュカのみ
性格:いじっぱり
努力値:HA252余りS
この構築の最後の穴を埋めた対ドリュウズ最終兵器。
かつてシュカコケコでカバルドンを役割対象にしていた自分を思い出して採用。
構築の5体までがどうしてもドリュウズが重く、ホルードを合わせないとドリュウズに勝てない状態が続き、アシレーヌ、ドラパルト、パンプジン、グソクムシャ、威嚇ギャラドスなどを試した結果最終的にこいつに行き着いた。
構築に地面技が一貫しているため、ホルードやドリュウズといった本来なら1.5匹以上を持っていかれる相手を半減実で無理やり刈り取るのが最大の役割。
襷ではないのは、シャンデラが襷を持って行っていることと、ステロ展開にも対応するためという2つの理由がある。
特に、半減実であれば体力が半分からでもダイマックスでドリュウズに勝てる点が非常に強い。砂かき相手でも1撃は打ち込める点など、この構築には襷以上に相性が良かった。
上記の対策で試したポケモンと違い、ルカリオはドリュウズが逃げない、カビゴン、ナットレイに強い、耐久振り+かみなりパンチでアシレーヌに割と強い、襷警戒でダイマされないorホルードとかがダイジェットから入ってきて耐えられるといった独自の強みがあった。
耐久にがっつり振っているのでバレットパンチ込みで対面に強く、終盤にトリルから再展開も可能なため襷ルカリオにはない強みを発揮してくれた。
剣舞を積む機会が多いので、相手を積極的に崩していける点が強力だった。
高火力格闘技はシンプルに強い。
キリキザン@ラムのみ
性格:いじっぱり
努力値:HA252余りB
こちらもホルードと同じくシーズン1からの続投。
サーナイトと並んで、現環境でかなり強いのにあまり話題にならない強ポケ。
カビゴン対策その2(本命)。ルカリオはカビゴンと対面する前に消耗していることがほとんどなため。
クチート使いにはやはりふいうち択がないと物足りなかった。
ふいうち最高!!!!!!
このポケモンの最大の強みは、アーマーガアで止まらない物理エースという点にある。
ほとんどの受け構築はサーナイトとキリキザンの2体で崩しきることができるので、対受け構築の勝率はかなり良かった。
キリキザンは特性まけんきによって対ダイマ性能が高く、環境トップのドラパミミッキュに対して非常に強い点が評価ポイント。
特にホルードだけでミミッキュを見れなくなってきたため、キリキザンの高火力が重宝した。
自身のダイマックスも強力であるが、一番の特徴は他のポケモンと違い、このポケモンはダイマックスが終わった後に高火力先制技でさらに強くなる点にある。
ダイマックスを枯らされる動きが必ずしも不利にならないというのは他のポケモンにはない大きな強みとなる。
ラムを持つことで鬼火ドラパ、ドヒドイデ、サポートミミッキュ、あくびカビゴン、その他あくび展開系を起点に崩しにいけるため、キリキザンとラムのみは最も相性が良いと考えている。
ダイスチルによって不一致物理弱点相手ならものともしない物理耐久も評価したい。
ここまで優秀でも、いまだに注目度が低く甘く見られがちなので、キリキザンは非常に活躍させやすかった。
【基本選出】
一番安定する形。特殊相手にサーナイトを繰り出してサイクル負荷をかけ、ダイマやトリルとスカーフホルードを絡めて詰めていく。
対受け構築用選出。2体で崩せるので、対面を思い通りに操作しやすい釣りのポケモンを3体目に選ぶ。
ホルード、ドリュウズがいてサーナイトが他に刺さっていて選出したい場合。
相手のホルードやドリュウズを魂を込めてシュカルカリオで刈り取って、サーナイトが通るようにする。
シュカのみを活かして地面技に対して無理やり剣舞を決める立ち回りも視野に。
【最後に】
ここまで読んでいただいた方はありがとうございます。
これまでの6シーズン、サーナイトが相棒であるカイリュー、クチートの代わりすごく頑張ってくれて、ここまで頑張ってくれるならこれからは相棒と呼んでも大丈夫かと思い、サーナイトの頑張りが少しでも伝わるような記事を目指してみました。
最終日はツイッター上でもいろんな人が応援してくれたので、とても楽しくポケモンをすることができました。
特にいつもポケモンのモチベを高めてくれるビエラさんやビエリスナーの方たち、楽しい動画を作って楽しませてくれるたくさんの実況者の人にはすごく助けられています。
特に最後の1枠がルカリオに至った経緯にはライバロリさんやバンビーさんの動画の影響がかなりあったと思います。
この構築はルカリオなしでは絶対に完成しなかったので、いつも動画を楽しみにしていて良かったなあと思いました。
シーズン7は仕事の都合であまりポケモンを触れそうにないので、しばらくは実況動画や放送でポケモンを楽しませてもらいたいと思います!
新しい環境でどんな構築ができるのか、いまから楽しみです。
皆さん、シーズン6本当にお疲れさまでした。