7月のMBシーズン2お疲れ様でした。
やっすん(@yassunbaseball)です。
チャンピオンズで初めて最終2桁を獲得&初めて相棒3体(カイリュー、サーナイト、メガクチート)勢揃いでの2桁なので記念に構築記事を書きました!
この構築と同じベースでマンスリーチャレンジ6月に最終3位も獲得しているので、構築の強さについてはこれで実績で証明できたのかなと思います!
【シーズン結果】
TNやっすん 最終36位 最終レート2480

【使用構築】


【構築経緯】
MBルールからメガクチートが解禁され、7世代以来ずっと待っていた自分のプレイングの核となる一番の相棒が使えるようになったため、メガクチートを最大限強く使える構築を組むことを目標として構築を考え始めた。
まず、クチートを使う上での並びから考え始めることにしたが、真っ先に特殊ベースのカイリューの採用を決定。
これは、7世代USUMで使用していた特殊飛行Zカイリュー+クチートの組み合わせの縦の補完が非常に優れていることを知っていたことからすぐに決められたが、現在のルールではZ技による瞬間火力の押し付けができないため、クチートの苦手とする毒、鋼(主にキラフロル)の対して通る両刀型での採用とした。
クチートを使う上では、可能であればトリックルームは構築に採用したいところだが、メジャーなミミッキュ+クチートの並びはクチートを裏に置いて先発で荒らす動きを取れないと上手い相手には通用しないことから却下。
9世代(SV)にてグラードン+癒しの願いサーナイトを使用して結果を残した経験から、先発でエースを繰り出し相手を制圧、クッション性能のあるポケモンを介してトリックルームからエースを再展開する動きが強いことがわかっていたので、トリックルーム始動役としてサーナイトを採用。
癒しの願い+トリックルームを使うことができるポケモンは複数存在するが、その中でもサーナイトは中速帯に位置し、トリックルームを使用しない展開にも柔軟に対応できる点と特性トレースによる立ち回りの幅の広さを評価して採用。
ここまでで軸となる3体が決まったので、クチートと補完の取れるもう一体のエース枠を検討。
この枠に求めるのはクチートが苦手な鋼高耐久ポケモン、メガフシギバナ、鬼火持ちやメガスコヴィランに強いポケモンとなるが、候補としてはメガリザードン、メガマフォクシーの2体を考えていた。
エース枠は癒しの願いとのシナジーも考え、瞬間火力に優れるメガリザードンYを採用することとした。
リザードンとクチートを合わせることにより、ガブリアスを呼び込んでクチートを通す形も組み込むことができ、クチートミラーに対する解答にもなることからこの2体の組み合わせは最良のものだったと思っている。
ここまででエース、一般枠共にまだ相手のガブリアスが重たく、メガメタグロスやメガスターミーといった高速高火力のアタッカーに上から縛られやすい点も問題であったため、ガブに強くリザードン軸に対してステルスロックから展開できるカバルドン、ガブリアスに加えて上記のメガ枠に対して強いマスカーニャの2体を採用して構築の並びを完成させた。
【個体説明】
◯カイリュー

相棒その1
調整はHB方面をガブリアスのスケイルショットの乱数が変わるBに1振り。
H奇数調整のC特化余りA。
個体も7世代の頃から対戦で使い続けている愛着のある相棒。
メガカイリューにするとクチートとの同時選出ができないため通常カイリューで採用し、足りないダメージは技威力+達人の帯による火力補正で補っている。
達人の帯があると、例えばH252のメガクチートに対して大文字が約50%の乱数(S振りで少し耐久を削っていれば何もさせず落とせる。)だったり、アーマーガアが対面操作してくるターンに4分の3以上のダメージを与えてクチートの受けを成立させなくしたりなど、ダメージ計算上大きな恩恵を得られる。
また、りゅうせいぐんによって特攻がダウンしている状態でも弱点を突いた場合に相手の想定外のダメージ量を出せたりなど、相手からは想定できない勝ち筋を掴むことにつながりとても優秀なアイテムだった。
現ルールでは通常カイリューを単純な特殊型で採用してしまうとどうしてもメガカイリューの下位互換になってしまうため、カイリューを強く使うために元々高い攻撃数値も活かした両刀型での採用とした。
両刀+帯の採用により、アーマーガア+ハラバリーやドラミドロといった数値受けのサイクルを補正込みの両刀火力で崩しに行ける点がエースポケモン2体と非常に相性がよかった。
鋼への打点を炎タイプに一任せず、なおかつ炎タイプが苦手な炎ミラー、ドラゴンに対しても弱点を突いていける点が構築において非常に優秀だった。
◯サーナイト

相棒その2
調整はHB特化余りD。補正をかけることにより、ステルスロック込みで特化メガバシャーモのフレアドライブレベルの攻撃まで耐えることが可能となる。
8世代(剣盾)のシーズン1で初めて2桁前半を取った時から使い続けている相棒個体。
構築経緯において採用意図は説明しているが、特性のトレースによる立ち回りの幅の広さがこのポケモンの唯一無二の強みとなる。
具体例を挙げると、とにかくギャラドスに対して無類の強さを持つ。威嚇を持っている限り投げるたびに威嚇をしてくれるし、ギャラドス側はメガシンカするわけにいかないので一方的に負荷をかけることができる。
また、実はメガライチュウに対しても一定条件下では強く出られる。相手がミラーの一貫切りや対ハラバリーを意識して避雷針にしている場合、直接あと投げすることでライチュウYからの打点をなくすことが可能となる点がこのポケモンの面白い点になる。
もちろん、カイリューに対してマルチスケイルをトレースしても強いし、タスキがある状態ならメガルカリオに対して適応力をトレースして大ダメージを与えることも可能となる。
こうした能動的に戦術幅を広げていける点が他のトリックルーム始動役にはない部分であり、自分がこのポケモンを構築の軸として採用した最大の理由である。
カイリューと並べた際の縦の並びの補完もよく、ガブリアスに対して強い点が構築全体のコンセプトとも一致していて頼もしい。
元々は非常に防御数値が低いが、特化することにより上記のメガバシャーモクラスの攻撃まで耐えることが可能となり、相手の想定を上回る範囲に対してトリックルームでの切り返しが可能となる。
他では替えが効かない唯一無二の性能を持った相棒枠。今シーズンの結果の最大の功労者。
◯カバルドン

HD方面をリザードンYの特化ソーラービーム耐え、余りB。
クチートを使ううえで、いつも使い慣れているコータスはクチート、リザードンとまとめてガブリアスに弱いことから、今回はクッション役としてカバルドンを採用。
構成はテンプレートの吹き飛ばし採用で、メガムクホークで詰まされないようにしている。
まだまだカバルドンの扱いに長けた上位プレイヤーと比べると付け焼刃な部分は多いが、それを補って余りある単体性能で活躍してくれた。
この構築においては基本的にクッションor削り役としての役割を求めているため、あくびループに嵌めていく動き方よりは的確に狙った相手を削りに行く技選択を心がけることで練度の不足を補って使うことができた。
役割対象が裏にいる場合はステルスロックを優先し、目の前に削りたい相手がいる場合は地震での削りを狙いに行くようにしていた。
◯マスカーニャ

B方面、ステルスロック込みメガルカリオの+2バレットパンチ耐え、最速、余りA。
目の前の相手に通る技を押し続けて勝つマスカーニャ。
マンスリーチャレンジ7月で記事にした珠マスカーニャの使用感が想像以上に良かったため採用。
元々は耐久に厚くしたスカーフ型(ふいうちの枠をとんぼ返り)で採用していたが、マンスリーチャレンジでの珠採用を経て、マスカーニャが目の前に通る技を打ち分け続けると面白いように相手が崩れていくことがわかり採用。
特性は、メガスターミーやイダイトウに対して常に耐性を持てるようにしんりょくで採用。トリプルアクセルの足りない火力を珠で補って制圧していく。
珠イカサマは純正アタッカー型のメタグロス(鉄壁メタグロスではない個体)を上から1発で倒すことができ、スカーフの悪技では倒されないとみて居座ってくるメタグロスを吹き飛ばして試合のテンポを握ることも多かった。
珠の補正込みでの火力が通常のマスカーニャに対する想定を上回り、相手の受けが崩れて勝ちにつながるケースも多くあった。
このマスカーニャを使っていて一番強いと感じた点が、威嚇などの能力変化に対してトリックフラワーとイカサマという2つの技が非常に強い点にある。
特にイカサマは相手が剣の舞を積んだ場合、半減であっても大ダメージを与えることができるので、剣の舞で裏まで縛ったと思った相手を想定外のルートから崩すことができて非常に強力な技であった。
◯リザードン(Y)

HB→メガクチートの+2ふいうち(ステロ込みふいうち)確定耐え
(※ガブリアス等の不一致岩石封じも確定耐え)
C→HD振り補正なしブリジュラスに対してオーバーヒートが乱数80%
S→準速ギャラドス抜き
カイリュー、クチートと同じく7世代から愛用している個体。
リザードンも好きなポケモンではあるので、リザクチの並びで勝てたことも嬉しい。
このポケモンに求めるのは高物理耐久相手の崩し、鬼火等の絡め手を得意とする相手を対面から制圧すること。
不利対面を作っても強引に居座って状況を打破するためにかなりB方面を厚く調整している。
とにかくガブリアスが重たくなるため、ガブリアスがサイクル介入してきても通していけるように意識をして調整している。
オーバーヒートの枠を竜の波動、ニトロチャージ、身代わり、原始の力など直近の環境を見ながらカスタマイズして、最終日は最大火力での崩しが最も勝率に寄与すると感じたためオーバーヒートに決めた。
クチートで処理が難しいHB特化カバルドンや物理受けに対して強いのはもちろんのこと、クチートがふいうちで縛りづらい中速帯のそこそこ耐久もあるポケモンを瞬間火力によって破壊できる点が非常に相性が良く使いやすかった。
◯クチート

相棒その3
調整はHをメガカイリューの特化火炎放射耐え、Sを無振りメガピクシー抜き、余りA。
7世代で対戦を始め、初めて対戦に勝てるようになったときに使っていた一番信頼している相棒。
ポケモン対戦の勝ち方を掴むきっかけになったポケモンなので、またメガクチートと勝つことができて何よりも嬉しい。
技構成は叩き落とすの枠を選択として、初期は雷パンチ(マンスリー6月の3位は雷パンチ採用)、前期最終日は冷凍パンチを採用していた。
今シーズンはギルガルドが明確に数を増やし、さらに毒菱と合わせた身代わり型も数を増やしていたため、カイリューガルドの並びを崩せるように叩き落とすにした。
叩き落とすにすることにより、アーマーガア、ドヒドイデも幅広く相手できるようになり、トリックルーム下でマフォクシーへの打点も確保でき、持ち物ありハッサムに対しても打点が高めなど、クチートの構成としては最も単体性能を発揮できる型となった。
先制技と超火力に積み技が合わさることにより立ち回りの幅が広く、常に相手視点で圧力をかけながら立ち回れる点がやはり唯一無二の性能をしている。
また、サーナイトの癒しの願いがあることで序盤は体力を雑に減らしても何ら問題なく運用できる点が非常に強力だった。
一般的なクチート軸と異なり、トリックルーム一辺倒にならずに立ち回れる点がサーナイトという中速帯から動ける相方と組む最大のメリットとなる。
素早さにかなり努力値を割いているため、サーナイトで削ってトリルをせずに癒しの願いで蘇生するという動きのバリエーションが作れる点が他の癒しの願いの使い手との最大の差別化点になる。
上からの押し付けに対して弱いというトリックルーム始動役の弱点を素早さと先制技で克服してクチートにつなげてくれた。
【選出パターン】
①クチート+カイリュー+サーナイト
基本選出。相手の物理受けにもカイリューで対応が可能で、3体の弱点を綺麗にカバーしているためサイクル戦にも対応できる。
初手のクチートで荒らして相手の出方を見てカイリューかクチートを蘇生するか判断して対応。
②リザードン+カバルドン+@1
カバリザ選出。太古の昔から強いと言われているので文句なしに強い。
ガブリアスがきつくなるので、@1をマスカーニャにして誘い出して刈り取ってもいいし、カイリューで無理やり対面突破してもいい。
サーナイトで蘇生したっていい。
なんでもござれ。
③クチート+カバルドン+マスカーニャ
サイクル戦特化。この場合は選出順はカバルドンを前にする場合もある。
サーナイトを選出できていないため、誰の体力を優先して維持するかの判断が重要となる。
主にメガスターミーを見た場合にこのパターンで立ち回りたい。
(メガスターミー軸は裏に受けが控えており、基本的にトリックルームの通りがあまりよくないため)
【最後に】
チャンピオンズが始まってから3か月、最終日に思うように勝てずに苦しいシーズンが続きましたが、ようやく自分が納得できる結果を掴むことができてひとまずほっとしています。
特に、今回は初めて相棒として愛着を持っている3体を対戦の環境で最大限強さを引き出して勝つことができて、今までの結果以上に嬉しい気持ちになっています。
(本当はグラードンも使いたいけど)
自分の対戦観として、採用理由を好きだからで決めることだけは絶対にしたくなく、自分のプレイングの最大値を引き出してくれるからこその相棒だと思っているので、替えが効かない明確な強みを見出して自分にしか組めない構築にたどり着けたことが嬉しいです。相棒として使うなら絶対に負けない覚悟を持つというポリシーをまた貫けてよかったです。
9世代後半の伝説2体ルール以降ここまで2桁順位に全く届かずにきていたなかで、ポケモンを通して仲良くなった身内と言っていい間柄の友達みんなが期待と応援を言葉で伝えてくれたことがもう一度どうしても結果を出したいと思う原動力になったので、普段はバカな話しかしないことが多いけど感謝しています。
ようやく上位での緊張感のある対戦での勘を取り戻すことができたので、また最終1桁を目指して頑張りたい気持ちもありますが、年内は仕事が忙しいので無理のない範囲で頑張りたいと思います。
特に構築の壁打ちとかにいつも付き合ってくれるぼんこふと、たまに付き合わせてて迷走してるときに軌道修正してくれるみたらしはありがたいので一緒に頑張っていきたいです。
あとは、同じサーナイト使いで仲の良いナインさん、TDさんが先に2桁を達成していたので追いつけたことも嬉しい。
構築記事に書ける内容には限りがあるので、もし使ってみてわからないことがあれば質問とかしてもらっても大丈夫です。
それでは、シーズンお疲れさまでした。