【相棒と強くなりたいランクマ対戦記】いつものカイリューサーナイトグラードン
シーズン22お疲れ様です!
やっすん(@yassunbaseball)といいます。
シーズン22はこのダイマックスなし禁止伝説環境の2シーズン目で2桁前半、最終46位を取ることができたので記念に自慢のパーティを紹介したいと思います。
今期は仕事が忙しく、最終日も最後まで対戦できないのがわかっていたのでメインロムでせっせと対戦を楽しんでいました。
対戦していただいた方はありがとうございました!
最終日の24時に19位まで乗せれたので、最終2桁後半には残るかなと思っていましたが予想以上に良い結果で驚いています。
前期最終日に全力を注いで満足いく結果が出せず、大好きなグラードンも結果を残す人がいなくて大きく評価を落としてしまっていたので、今回は強いと自信を持って言えるだけの結果を残せてうれしいです。
相変わらずカイリューとサーナイトの相棒2体は活躍してくれたし、愛用しているシャンデラとミミッキュ、最後に採用したアシレーヌもすごく頑張ってこちらのプレイングに応えてくれて頼もしかったです!
(以下、常体、略称等使用)
【構築経緯】
構築は自分が一番使い慣れていて信頼している禁止伝説のグラードンを軸に、一番使い慣れていてグラードンとの相性が抜群の相棒のカイリューとサーナイトを採用し、環境トップのザシアンに強くグラードンと攻守の補完に優れたシャンデラまでを確定。
立ち回りを柔軟に切り替えられて多少の無茶なプレイングを実現できるミミッキュをサポーターとして採用。
最後にグラードンの苦手なイベルタル、黒バドレックス、サザンザシアンの並びに対抗できるアシレーヌを採用。
6体すべてがそれぞれの役割を果たしてくれたおかげで最後に勝ち切ることができた。
以下で個別の役割について説明
【パーティ紹介】
カイリュー@こだわりハチマキ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
努力値:H100、A252、S156
(カイオーガの雨しおふきをマルチスケイル込み2耐え)
サンムーンのころからもう5年以上は一緒に戦っている相棒。
禁止伝説枠のグラードンとの相性がよく、グラードンの苦手なゴリランダー、ロトム、浮いてるドラゴンやホウオウに強いため頼りになる。
げきりん、しんそく、ダブルウイングまでは鉢巻型の定番として確定させ、最後の技にはグラードンの日照りと組み合わせて崩しを仕掛けられるほのおのパンチを採用。
天候を組み合わせることでザシアンを一撃で落とすラインまで火力を引き上げられるため、本来不利をとるザシアン軸に対して選出可能になった点がとても強かった。
ツボザシのように化身ランドロスがいるザシアンには選出幅が制限されるため、カイリューが構築の穴を埋めてくれていた。
カイオーガ意識で調整した耐久が絶妙にサイクルを回しやすく、有利体面を作ってから一気に崩す動きと終盤にしんそくで縛っていく動きはほかのポケモンには真似できない強さがあった。
あとは、グラードンに対して強いためミラーマッチや対メタモンでは非常に有利に立ち回れる点も優秀だった。
サーナイト@きあいのタスキ
特性:トレース
性格:ひかえめ
努力値:HS252、余りC
最強の相棒。前作の7世代の時はダブルバトルで一緒に戦い、剣盾では22シーズンすべてで1戦も抜けたことがない絶対的な自分の対戦の軸。
このダイマックスがない環境で最も強くグラードンを使うにはどうすればいいかを考えた結果、素早さのサポートに加えて一度消耗したグラードンをもう一度戦線に復活させる動きが最強だと気付いて癒しの願いを採用。
もともとグラードンとサーナイトの攻撃範囲の相性が良いためそのままアタッカーとして使っても強く、癒しの願いを設置することでグラードンへの役割集中を強引に突破していくことができたためこの選択は一番良かった。
いやしのねがいは今作から事前に設置した場合にも遅れて効果を発揮することができるため、先発適正、後発からのサポートの両面に優れていて本当に優秀だった。
採用理由は単に相棒だから、好きだからというだけではない。
メジャーなポケモンとの差別化点としては下記の通り↓
①ブリムオン
癒しの願いと麻痺まきを両立できるポケモンの中でフェアリー+ほのおの攻撃範囲を持てるのがサーナイトとブリムオンのみ、ブリムオンは素早さが低く、麻痺を入れても上から癒しの願いを撃てない、タスキを盾にあと投げして上から癒しの願いだけは撃つといった動きができない。
②クレセリア
みかづきのまいという最高クラスの再生回復技を使えるため、多くの場合は採用されることが多いと思う。
ただ、速いグラードンと組ませるためにトリルではなく麻痺を撒いて展開していくなら耐久よりも素早さが重要となるし、タスキを盾にできるなら攻撃範囲に優れて相手の起点になりづらいサーナイトのほうが優れている。
サーナイトは無振りでも十分な火力を確保できる(レヒレと互角に撃ち合うくらい)が、クレセリアを同じ構成にしようとすると月の光の枠をとれないため一方的に起点にされて突破される。
③ラティアス
攻撃性能、耐久性能ともにサーナイトと同等かそれ以上のスペックを持っているが、タスキを持たせるならサーナイトでも遂行範囲が変わらない点、悪ウーラオスやその他の環境で多くいる悪タイプへの攻撃性能の高さからサーナイトのほうが動かしやすい。
ここに関しては好みと構築相性によって選択となるのではと思っている。
④ピクシー
素早さが足りないことと、サーナイトはトレースによって相手に合わせた柔軟な立ち回りが可能な点でピクシーと比較した場合はサーナイトのほうが動かしやすい。
ピクシーをこの型で採用するくらいなら素直に受けとして採用したほうが強く、本来の性能を生かせない。
以上の点から、この構築においてグラードンを最も強くサポートできるポケモンはサーナイト以外には存在しなかったため採用した。
タスキを盾にした対面的な攻め方もできるため、グラードンとは役割、戦術の両面から相性が良かった。
今となっては世界の誰よりもサーナイトの性能、ダメージ感覚、可能な動きを理解していると思うので、この最強の相棒を使わない理由が存在しないし、サーナイトがいないと勝つことはできない。
アシレーヌ@とつげきチョッキ
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
神調整アシレーヌ。
調整はCが無振り黒バドをシャドボで確定一発、HDが1段階上昇の眼鏡黒バドのアストラルビット確定耐え、残りをBに振り切って余りをSに。
グラードンを使う上できつくなる禁止伝説枠として、メジャーな相手が黒バドレックスとイベルタルであったことから採用。
前記の構築がサザンザシアンの並びを崩せなかったので、サイクル下で対面操作をしてグラードンを通せるようにクイックターンを覚えられるアシレーヌを採用。
今期の最後の試合、グラードンが最速ハチマキカイリューに急所で上から突破され、体力満タンのハチマキカイリュー、裏に残っていた化身ランドロスを倒し切らなければいけなくなった場面で見事に大地の力、ハチマキストーンエッジを体力3を残して耐えてくれてその時点での瞬間19位まで押し上げてくれた。
さすがにその瞬間は声に出して叫んでいた。
ランドの大地の力を受けた時点で体力残が113、ハチマキダブルウイングの最低ダメージが114からだったため最後の外しにかけたが、諦めない気持ちと相手の構成が合わさって最後に気持ちに応えてくれた。
ミミッキュ@いのちのたま
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
努力値:H244、A196 、B70
(Aを無振り黒バドを珠かげうちで確定まで、残り防御よりに厚めに)
特化ハチマキ水ウーラオスに皮ごと貫通されることが多かったので、可能な範囲で防御を伸ばして採用。
構築単位であえて通している黒バドに対してアシレーヌと組み合わせることで厚く立ち回れる。
電磁波、トリルの両面から構築をサポートすることが主な役割だが、黒バドを落とし、水ウーラやウオノラゴンなどの高耐久のフェアリー弱点を倒し切るために珠で採用。
このポケモンは珠の有無で本当に火力の信頼度が変わるため、サポートは特性を生かして強引に遂行することとして、攻守両面から構築の穴を埋められるよう調整した。
ミミッキュがいるおかげで基本的にツボツボザシアンにはイージーウィンをすることができた。
ターン制限はあるが一貫が取れればそのまま勝ちにつながるトリックルーム、命中不安と相手1体だけしか縛れないが確実にグラードンの有利不利を覆せる電磁波を展開によって上手に使い分けることでグラードンの攻撃性能を最大限押し付けることができた。
また、この動きはカイリュー、アシレーヌの両アタッカーにも共通することで、特に黒バド軸に対してはアシレーヌの苦手な相手をグラードンで削ってからのトリル展開が強力だった。
シャンデラ@たべのこし
特性:すりぬけ
性格:ずぶとい
努力値:HB252、余りC
ザシアンに対して耐性面で有利に立てて、耐久、火力、役割補完に優れるポケモンとして採用。
今回は防御に性格補正をかけてよりザシアンへの立ち回りを安定させてみた。
特化するとマンムークラスのじしんを耐えるらしく、めっちゃ硬い。
シーズン途中までは対ゼルネアスを安定させるためにクリアスモッグを採用していたが、多様化するザシアン構築へ安定して立ち回るためと、無理にメタを張らなくてもゼルネアス軸に対してはプレイングで勝ちに行けると判断してトリックルームへ戻した。
最終日はゼルネアスには当たらなかったし、当たったとしても9割以上はプレイングで制圧できると思ったのでこの選択が勝率を引き上げてくれた。
ザシアン受けとしてはゴツメで削って直接ザシアンを削る動きが主流ではあったが、このポケモンはグラードンの日照りと組み合わせることで回復ソースを確保しながらザシアン軸のサイクルを高火力で破壊していける点が他にはない強みだった。
無補正無振りでも、晴れ下のシャンデラのほのお技は圧倒的な火力を出せて、並みのポケモンでは受けだしを許さないところが他のザシアン受けにはない強みだった。
グラードンの特性日照りを構築単位で活かす構成がグラードン軸においては最も強い動きとなった。
グラードン@ラムのみ
特性:ひでり
性格:いじっぱり
努力値:AS252、余りH
自分が禁止伝説の中で一番使い慣れていて、かつ対面性能、サイクル性能の両面に優れていて相手をできる範囲に優れているグラードンを禁止伝説枠として採用。
電気の一貫を切り、優秀な耐性と攻撃範囲を持つ地面枠は今作の対戦では特に重要な枠だと考えているが、その枠に全ポケモンの中で最も強い地面枠として採用できる点が強いと考えた。
ほどよい素早さ、高い火力と技範囲、無振りで充分な耐久力と禁止伝説枠としては構築さえまとめられれば最高クラスの性能を持っていると感じた。
技構成は前期途中まではじならしの枠を岩石封じにしていたが、構築単位でサイクル不利をとるウーラオス、ガブリアスに対面有利に立ち回るためにじならしを採用した。
じならしにした副産物として、前期最終日から現れたまもみがダイナ軸に対してはほぼ負けることがなかった。
岩技を切っているためホウオウが重たいが、そこはプレイングで何とかすると割り切っていた。
サーナイトと組み合わせることでグラードンの苦手な役割集中による削りを回避することができ、対面から1.5体は確実に持っていける性能をもつグラードンを2回フルスペックで動かせるため相手の想定を上回る立ち回りで勝ちに行くことができた。
カイリューと組むことでゴリランダー、ロトム、ホウオウに強気のサイクル戦を仕掛けることができ、サーナイトと組むことで足りない素早さを補い終盤にグラードンを復活させることができ、アシレーヌと組むことでグラードンが不利をとる黒バド、イベルタル軸をサイクル戦で破壊でき、ミミッキュと組むことで上からと下からの2つの展開ルートをとることができ、シャンデラと組むことでシャンデラの攻撃性能を引き上げつつ相性補完のとれたサイクルを形成できた。
この6体の組み合わせが自分が考える現状での最強のグラードン軸の構成だと思っている。
また、癒しの願いで体力管理をサーナイトに任せることで、自身で残飯やねむるといった回復ソースを持つ必要がなくなり、ラムのみで相手の状態異常の確率勝負を拒否できる点が優秀だった。
【選出・立ち回り】
この構築の実際の動かし方については、せっかくなので最近始めたYouTubeの配信で見せられればと思います。
そう思って上の解説もあまり細かな立ち回り方は省いてしまいました。
興味がある方はツイッターのプロフィール欄からチャンネルを見つけてもらえると助かります。
追記(10月10日)
この構築を使用して配信したアーカイブになります↓
よければ参考にしてください
【最後に】
今期は相棒として使い続けているポケモンに加えて、アシレーヌなど6体全員が活躍してくれたおかげで日付が変わってから潜れない中でも高順位を残すことができました。
これでサーナイトが強いんだと自信をもって言うことができるし、グラードンは本当に強いんだと証明できたのかなと思っています。
また、9月は蟹王杯というチーム戦の大会に尊敬するナインさんから誘っていただき、アーデルさん、つぶしさん、ナインさん、ぼんこふさんという自分より圧倒的に強くて頼りになるチームメイトと一緒にポケモンをすることができたこともあってすごく刺激になりました。
知ってる人も多いと思われる真皇杯という大会の予選も勝ち上がることができ、ランクマ以外からもたくさんの刺激を受けてモチベーションを高く保てました。
なんかスペシャルサンクス制度が流行りらしいので、いつもポケモン関係なく遊んでくれるビエリスのみんなサンクス!
これがスペシャルサンクスですか?どうなんでしょう。
話下手なので締めはこんな感じで。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!!!!!した!!!!!